もう一度君のおっぱいを揉みたいんだ

物語
02 /17 2013
冬枯れの街路樹は 寂しさを加速させるね

大雪が降る中 一人でとぼとぼと帰った

君が居た頃は すべてが華やかに見えて

夢中で話をしたね 時間が経つのも忘れて

そんな君の「さよなら」 今も胸に残ったまま

もう一度君のおっぱいを揉みたいんだ

君を抱いて いつまでも眠っていたい

幻でもいいから ペロペロしたいんだ again…

季節は巡って もうすぐ春が来るね

「冬は嫌い」そう言っていた君は 喜んでいるのかな

どこを歩いても 君との思い出が痛くて

目も開けられないぐらい つらいよ

僕の「好き」は 宙に浮かんだまま

もう一度君のおっぱいを揉みたいんだ

僕の願いを 叶えておくれよ

犯罪でもいいから ペロペロしたいんだ again…

(ラップ部分)

ズルズル 引きずる この想い YO!

すべてが勘違い 嫌いなんて聞き違い?

僕はメロメロ 君はヘロヘロ

二人違う日に Hello Hello HO!

ただただ ヤダヤダ 君はそう言って

So 一点だけじゃない 二人のすれ違い

互い 誓い あったあの日にbyebye

(ラップ終わり)

もう一度君のおっぱいを揉みたいんだ

マシュマロのような 柔らかい胸を

変態でもいいから ペロペロしたいんだ once again…

鵺野蛾太郎が往く

物語
02 /12 2013
(これは架神恭介さんの飛行迷宮学園ダンゲロスのSSです。
すっごく面白いので興味を持った人は是非買おう!)


「貴女が深紅鴉(しんくからす)さんだね?」
正午過ぎ、客がいるのにも関わらず静けさを保ったミルクホール「アシタバ」で、
鵺野蛾太郎(ぬえのがたろう)は白金遠永(しろがねえんと)との
約束を果たそうとしていた。
深紅色のスパンコールを無数に付けた派手なドレスを着た女は
顔だけを鵺野の方に向け、「そうだけど」と短く応えた。
「小生の名は鵺野蛾太郎。ヌガーさんなどと呼ぶ者も居るが、
まぁそれはどうでもいい。今日は貴女にこれを渡しに来たのだよ」
そう言うと纏っていた濃緑色の袴から
ガサゴソと長方形で淡いピンク色の手紙を取り出した。
「ラヴレターだよ、貴女宛の-」

事は数日前に遡る。

「ヌガー、君に頼み事があるんだ」
「貴方から頼み事とは珍しいね。厄介なことかい?」
いや、そう厄介でもないのだが-、そう言いながら白金遠永は一つの手紙を取り出した。
「うちの『転校生』が書いたものなんだが」
鵺野は遠永から手渡された手紙をまじまじと眺めた。
手紙の中央部分には「深紅鴉さんへ」と書かれている。
「それをそこに書いてある名前の女性の元へ届けてもらいたいんだ」
「ふむ・・・」
恋文か-、そう呟くと鵺野はしばし黙り込んだ。
「『SLGの会』の者が書いたのかね?」
「そう。ラブレターなんて君の時代のように前近代的で可笑しいかい?」
「いや、おかしくはない。人の恋路を邪魔するつもりは毛頭無いのでね。
しかし、なぜ小生が渡す必要があるのかね?
本人が直接渡せば良いだけではないかね?」
「それには理由があるんだ。それを受け取る女性の能力に関係していてね」
「相手も『転校生』なのだね」
「ああ。彼女の能力名は『Hello Sadness』。人の心を読み取る能力だ。
ただし幾つかの条件があってね。
一つに、心を読む当事者の手書きの手紙を満遍なく読みおおせる事。
二つに、その手紙を見知らぬ第三者から受け取ること。
この二つがあって始めてその人の心が読めるんだ」
成る程、自分の能力を使って相手の気持ちが本当かどうかを確かめるのか-
「そしてその方法でしか彼女には恋心を伝えられないと言う訳なんだ。
それ以外は彼女が拒絶している」
そこまで聞いて鵺野はふと一つの疑問を感じた。
「見知らぬ第三者と言うなら、貴方が渡しに行っても良いのではないかね?」
それがそうはいかないんだ-、
そう言うと遠永は手元にあるティーカップを持ち上げ、紅茶を啜った。
「実は以前同じ事があってね、彼女とは顔見知りなんだ」
「以前にも同じ事が?」
「ああ。手紙を書いた人物は今回とは違うんだが、同じようなケースに出くわしてね。
その時は俺が渡しに行った。その恋は成就しなかったんだが・・・。
その時に彼女と幾ばくかの話をしてね。どうも彼女に恋心を寄せる男は多いようだ」
恋愛事は滅法苦手だが、手紙を渡すだけならそうたいしたことでもあるまい、
鵺野はそう思った。
「して、彼女はどこに居るのだね?」
「そこが君にこれを頼もうとした理由なんだ。
彼女は決まって正午からミルクホール「アシタバ」の左奥のカウンターに居る。
ミルクホールなら君の十八番だろう。「アシタバ」へ行ったことは?」
「何度か行こうと思った事はあるが、まだそれは達せていないね」
それは丁度良かった、と遠永は言った。
「是非行ってくれたまえ。俺を助けると思って」
助けるとは大げさな、と鵺野は思ったが、それは口には出さなかった。
「分かった。行こう。」
そう応じて鵺野は席を立とうとしたが、思い出したように、
「ちなみに、何か報酬はあるのかね?」
と、遠永に尋ねた。
「報酬は- 美女との素敵なひとときだよ」
遠永は手短に答えた。

「では、小生はこれで」
約束を果たした鵺野蛾太郎が深紅鴉の元を去ろうとした時、深紅は鵺野を引き留めた。
「ちょっと待って。一杯だけでもいいから何か飲んでいかない?
私、手紙を持ってきた人と話すのが数少ない楽しみの一つなの」
鵺野とてミルクホールで時間を過ごすのは苦痛ではない。むしろ日常茶飯事である。
ましてやここは初めて来る有名店「アシタバ」である。
アシタバの内部の本格的な作りは目を細めるような美しさだ。
鵺野蛾太郎は帰る足取りを止めた。
「そういうことなら」
「何か頼む?」
しばしメニューを見て考えていた鵺野蛾太郎であったが、マスターに
「ミルクを。それと砂糖菓子をくれ給え」と注文した。

さきほどから深紅鴉はラブレターをじっと読み込んでいる。
鵺野蛾太郎はそれを横目に見つつ、ミルクを飲み、砂糖菓子をかじっている。
連れてきたクワガタにも砂糖菓子をかじらせていた。
「ふぅ」と深紅が一息を付いた。どうやら読み終わったようだ。
何気なく鵺野は「どうかね?」と尋ねた。
「この人の気持ちは本当ね。文と心が一致しているし、
裏のやましい心も気になるほど感じない」
それはオゥケィと言うことなのかと鵺野が思い始めた時、
「でもダメね。この人とは付き合えないわ」
そう言うと深紅は手紙を自分のポーチに入れた。
「私、分からないの。
どうして無限のような有限の時間を手に入れた存在である
『転校生』が恋をするのかって。
いつか死ぬからその時間まで一緒にいようって言うのなら分かるわ。
でも本当に「いつまでも」一緒なんて怖気が立つと思わない?」
全くだ-、鵺野は心から同感だと思った。
どうして『転校生』にまでなった人物が恋などという些少な事に一喜一憂するのだろうか。
自分の世界を造る事に興味を無くした『転校生』が
気まぐれに起こす与太話に過ぎないのではないだろうか。
「私、もう『転校生』とは恋も愛もしないって決めてるの。するとしたら一般人としたいわ」
さりとて深紅は積極的に世界を行ったり来たりする事もなく、
いつも昼は「アシタバ」で時間を潰している。
「アシタバ」では一般人と出会うことなどないというのに。
「それならば『転校生』とはもう付き合わないと宣言したらいいのではないかね?」
「実はもうしてるの。それでもたまにこうして知らない人が手紙を持ってくるという訳」
「ふむ・・・」
鵺野は、小さく溜息を吐いてから、
「それは」
全く面倒臭いことだね-、と言った。
深紅はまじまじと鵺野を見つめながらこう尋ねた。
「あなたも恋とか愛とかいまだに言ってるの?」
鵺野は自分の話はあまりしたがらない。ましてやコイバナなどは尚更である。
「小生は-、そうだね、小生の友人のクワガタの話になるんだが」
そう言って鵺野は自分の話から逸らした。
「名前を花(ハナ)というんだが、こいつには恋人がいた。
小生と共に最強を目指すために恋人と別れたんだ。
割り切れぬつらい別れだったが、それでも最強を目指す道は捨てられなかった。
それでもこいつが時折漏らすんだ。恋人に会いたいと。
恋とはそういうものなのやもしれないね」
「ふぅん」と漏らすと深紅は飲みかけの紅茶を飲み干した。
鵺野のミルクも丁度底を付いた頃である。
「このあたりが潮時だね。失礼する」
「最後に一つ聞かせて。ヌガーさん、運命の出会いって信じる?」
「小生は信じているよ。このクワガタ達に出会えたのも運命の巡り合わせだ。では失敬」

鵺野蛾太郎は恋は滅法苦手だ。愛もできるかどうか分かりはしない。だが、友情は-
花、清(キヨ)、千(チヨ)、文(フミ)との友情は、本物だと思うから-

己の信じる世界のため、鵺野蛾太郎は今日も往く-

おわり

ネタニヤフ婦人

ネタ
02 /08 2013
LA LA LA LOVE けった魂 トゥナイト

いつもの喫茶店

後輩「あ、けったさん」

けった「どもども」

後輩「今日は何の用ですか?」

けった「今日はどうしてもお前に見てもらいたいものがあって」

後輩「はぁ。何ですか?」

けった「絵本のストーリーを持ってきたんだ。オレ絵本作家で一山当てようと思って」

後輩「けったさんに話なんて作れるんですかねぇ?」

けった「まぁ騙されたと思ってこれを読んでくれ」

後輩「はいはい。えーっと・・・」

「聖なる騎士」

昔昔、ある所に黒ネコがおりました。黒ネコは常に堂々としておりました。
しかし、その姿から黒ネコは忌み嫌われていました。石を投げられたりしておりました。

後輩「(どっかで聞いた事ある話だな・・・)」

黒ネコは孤独を好みました。誰かを思いやることなんて煩わしいと感じておりました。
そんなネコを抱き上げる若い絵描きの腕 今晩はすてきなおちびちゃん僕らよく似てる

後輩「これバンプじゃないですか!!」

けった「バレたか」

後輩「「K」丸パクリじゃないですか。こんなもん出したら諸方面から総スカンですよ」

けった「すまん、これはほんの序章なんだ。違う話もあるからそっちを読んでくれ」

後輩「はぁ。えーっと・・・」

「笑い男」

昔、ある男が部屋で泣いておりました。
そんな折です、誰かの戸をノックする音が聞こえたのは。
誰にも会えないような顔なのに、一体どちら様?
名乗るほどたいした名じゃないが、誰かがこう呼ぶ「ラフメイカー」

後輩「これバンプじゃないですか!!」

けった「バレたか」

後輩「ラフメイカーって言っちゃってるじゃないですか。
   こんなんじゃファンから撲殺されますよ」

けった「すまん、次出すが本命なんだ。これを読んで震撼してくれ」

後輩「まったくもう。えーっと・・・」

「幸せなカメ」

ある所にうさぎとカメがおりました。うさぎは言いました「やーいのろまなカメ」
「まぁカメだからね」「お前がオレにかけっこで勝つことはできないやーい」
「まぁそうだろうね、でも実際やってみないと分からないかもね。やってみる?」
こうしてうさぎとカメは山のふもとまでかけっこをする事になりました。
スタートと同時にうさぎは猛ダッシュ。
あっという間にカメを置き去りにし、とうとううさぎからカメの姿が見えなくなりました。
これで油断して休憩を取るのが従来のうさぎですが、このうさぎは違いました。
「かなりリードしたがまだヤバい。向こうタクって来るかもしんないし」
うさぎはより一層速度をあげて走りました。
そしてとうとうぶっちぎりで山のふもとにたどり着きました。
「やった、勝った。カメよりもペースを落としたくなる自分に勝った・・・」
カメはうさぎに負けました。
しかし、カメは灘高から東大に進学し主席で卒業、
国家1種に合格し現役の財務省官僚で奥さんは元モデル、
男の子一人女の子一人に恵まれたカメでした。カメは幸せなのでした。

後輩「・・・これバンプじゃないじゃないですか!!」

けった「てへぺろ☆」


結論:バンプの流れだったか

ネタのようなもの

ネタ
02 /07 2013
けった魂死すとも自由は死せず

いつもの喫茶店

後輩「(けったさんとの約束、ちょっと早く着き過ぎちゃったな)」

後輩「(というかけったさん最近七瀬さんにイジられまくってるけど大丈夫なんだろうか・・・)」

後輩「(大丈夫よ)」

後輩「??(僕、大丈夫よなんて思ってないんだけど)」

後輩「(だ・か・ら!大丈夫だって)(これは・・・幻聴?僕、メンタルやられた??)」

後輩「(幻聴なんかじゃないよ!私が話しかけてるの)(あなたは・・・誰?)」

後輩「(私は「まるかっこの精」よ)(「まるかっこの精」?)」

後輩「(まるかっこある所に私あり!)(はぁ、そうなんですか・・・)」

後輩「(今日はお知らせしたいことがあって来たの)(お知らせ?)」

後輩「(今度かっこの精たちでコンテストがあるの)(はぁ、他にも仲間がいるんですね)」

後輩「(私、今回こそかぎかっこに勝ちたいの!)(今まで負けてたんですね)」

後輩「(だから私に清き一票をお願いしたいの)(わかりました。どうやって投票するんですか?)」

後輩「(えーわかんなーい)(なんでローラみたいになってんですか!)」

後輩「(お待たせー)」

後輩「(あ、来たー)(けったさん!?なんで僕の脳内に直接コンタクト取ってんですか!?)(いや、そこはまぁ主人公補正でさぁ)」

後輩「(できる人にはできるんだよー)(そういう問題じゃないでしょ!)(そうそう。できるんだからできるんだよ)」

後輩「(黒)(えっなんですか?)(黒)」

後輩「(黒)(黒)(黒)」

後輩「(ってなんでオセロなんですか!)(プークスクス)(プークスクス)」

後輩「(お)(えっなんですか?)(ち)」

後輩「(お)(も)(ち)」

後輩「(なんでキーワードクイズみたいになってるんですか!)(プークスクス)(プークスクス)」

後輩「(僕の脳内で遊ぶの止めてくださいよ)(えーだってねー)(面白いじゃん)」

後輩「(じゃあ私そろそろ帰るね)(えっもうですか)(バイバーイ)」

後輩「(ホントに帰っちゃった)(忙しいんだべ)」

後輩「(というか僕も帰るんで最後けったさん一人で締めて下さいね)(えっ)」

後輩「(えっ、えっ?後輩の脳内にオレ独りぼっち?)」

後輩「(・・・)」

後輩「(アベノミクス!)」


結論:クラナドではゆず胡椒を入れる派

カズくんと千里

カズくんと千里
02 /05 2013
夜中

後輩「(なんだか急に目が覚めたな・・・テレビでも観るか)」

ジャジャーン!

短期集中ドラマ「カズくんと千里」

千里「ねぇねえカズくん!見てみてー、新しい服買ったのー!どう?似合う?」

カズくん「・・・」

千里「ねぇねえカズくん!今日の肉じゃがお醤油変えてみたんだけど!口に合うかな?」

カズくん「・・・」

千里「ねぇねえカズくん!新しい入浴剤買ってきたのー!今日おフロ一緒に入る?」

カズくん「・・・」

千里「ねぇねえカズくん!カズくんってばー!聞いてる?」

カズくん「・・・」

千里「カズくん!カズくん!」

カズくん「ああああああああああ!!!!!!うっせえええええええええええ!!!!!!!」

カズくん「オレは!今!サッカーを観てるんだよ!!
     日本対ブルキナファソの超重要な一戦なんだよ!!!
     絶対に負けられない戦いがここにあるんだよ!!!集中させろやあああああ!!!!!」

千里「(そんな・・・酷い、酷いよカズくん・・・酷すぎるよ・・・)」

千里「カズくんのバカッ!!」

ダッ

カズくん「あっ!千里!」

家を飛び出した千里・・・

千里「ハァ、ハァ・・・」

千里「(カズくん・・・追いかけてなんかこないよね・・・悲しいな・・・)」

あてどなく彷徨う千里・・・気付けばその足は近所の公園に向かっていた・・・

千里「(カズくん・・・どうして・・・どうして私達って出会ってしまったんだろうね・・・)」

カズくん「千里!」

千里「カズくん!どうしてここに?」

カズくん「お前が行くとしたらこの公園じゃないかって・・・」

千里「そうだったね・・・ねぇ、カズくん・・・覚えてる?
   この公園でカズくんが私に告白してくれたこと」

カズくん「覚えてるよ」

千里「私、嬉しかった・・・とってもとっても嬉しかった・・・」

千里「それから二人でいろんな所に行って、二人の思い出をいっぱい作って・・・」

千里「二人で住み始めて・・・なのに」

千里「どこかで私達すれちがっちゃったのかな・・・」

カズくん「・・・」

千里「私の事、ちゃんと抱きしめていてよ!!ちゃんと見つめていてよ!!
   そうじゃないと不安でちぎれちゃいそうだよ!!」

カズくん「千里・・・」

カズくん「ごめん」

千里をそっと抱きしめるカズくん・・・

千里「(カズくん・・・あったかい)」

カズくん「これからは不安になんてさせないから・・・オレが千里を守るから」

千里「カズくん・・・」

カズくん「落ち着いた?」

千里「うん」

カズくん「じゃあ帰ろうか?」

千里「うん!」

こうして仲直りしたカズくんと千里であったが、
それは新たなる試練への序章に過ぎなかった・・・。
次回のカズくんと千里、「竹田先生」。ドンミスイット!

後輩「(つまんね)」

プッ(テレビを消す音)


結論:続きます

世界でたった一人のあなたへ(2)

世界でたった一人のあなたへ
02 /01 2013
とある町の夏祭り会場にて

ガイ子「あ、田中くーん!こっちこっち!」

田中「あ、ガイ子さん!ごめん、ちょっと遅れちゃって」

ガイ子「全然いいよ、気にしないで!」

田中「ガイ子さん、浴衣着てきたんだ」

ガイ子「うふっ!そうなの。どう?似合ってる?」

田中「(ガイコツにも浴衣ってカンジかな・・・)うん、似合ってるよ」

ガイ子「でしょー!これお気に入りなの」

田中「そうなんだ」

ガイ子「今日は私の誘いに乗ってくれてありがとう」

田中「いやいや、丁度ヒマだったから」

ガイ子「じゃあヒマじゃなかったら来なかった?」

田中「(うっ・・・どうなんだろう・・・喫茶店で会った時は結局ガイ子さんは
   どうしてガイコツになったのかは教えてくれなかった・・・
   「そんな事忘れちゃったー」って・・・どうして・・・
   どうして僕はガイ子さんの誘いに乗ったんだろう・・・
   どうして僕はここにいるんだろう・・・)」

ガイ子「田中くん?」

田中「あっ、い、いや、そんな事ないよ。時間が合えばいつでも来たよ」

ガイ子「ふふっ」
田中「どうしたの?」

ガイ子「時間が合えばってところが田中くんらしいかなって。
全部の予定キャンセルしてでも来たよ!とか言えばいいのに」

田中「そ、そうかな・・・」

ガイ子「ほら見て!あそこにヨーヨー釣りがあるよ!」

その後、僕とガイ子さんは出店を一通り巡った。
ガイ子さんは一つ一つの出店を丹念に見て回り、キャッキャッと騒いでいた・・・

祭り場近くの草っぱらにて

ガイ子「あー、楽しかった!金魚すくいも射的もやったし、
    イカ焼きもとうもろこしも食べたし!」

田中「そうだね」

ガイ子「田中くん、楽しめた?」

田中「うん、楽しめたよ」

ガイ子「私が隣にいたから?」

田中「それは・・・」

ガイ子「言葉に詰まるなんてヒドーイ!せっかくおめかしして来たのに!」

田中「(おめかしって言っても全然違いが分からないんだけど・・・)
   ご、ごめん。そういえばガイ子さん、外に出たのに全然騒がれなかったね」

ガイ子「そうなの。初めてガイコツになった頃は外出したらものすごく驚かれたんだけど、
    それもだんだん減っていって。最近ではこっちが話しかけないと気付かれないくらいなの」

田中「そうなんだ」

ガイ子「なんか存在が希薄になってる気がする」

田中「まぁ騒がれるよりはいいよ」

ガイ子「それはそうね」

田中「・・・」

ガイ子「ねぇ、田中くん」

田中「何?」

ガイ子「今、好きな子いる?」

田中「え・・・どうしたの急に?」

ガイ子「いるの?いないの??」

田中「・・・」

ガイ子「いるんだ」

田中「え・・・」

ガイ子「ふふっ!いるかいないかで答えに困るって事はいるってことだよ。
    ガイ子の目はごまかせないんだからね!」

田中「(僕は景子さんが好きだったんだけど、ガイ子さんになってからはどうなんだろう・・・
    声や性格は景子さんなんだろうけど・・・)」

ガイ子「それが私だったら良かったのに」

田中「え・・・」

ガイ子「でももうダメよね。ガイコツと人間じゃ葬式ぐらいしか似合わないもの」

田中「ガイ子さん・・・」

ガイ子「さて、そろそろ帰る?」

田中「そ、そうだね」

座っていた場所から立ち上がると、そこには・・・

?「あ、田中さんだ」

田中「おお、めぐみさん」

ガイ子「知り合い?」

田中「うん、同じ職場の中垣めぐみさん」

めぐみ「はじめまして。その格好はお化け屋敷?」

ガイ子「まぁそんなとこね。私は御徒町景子。
   みんなはガイ子って呼ぶから、ガイ子でいいわよ」

めぐみ「ガイ子さんかぁ、面白いあだ名だね」

田中「ん?なんか向こうが騒がしいな」

めぐみ「あ、なんかケンカしてるみたい」

ガイ子「いけない!早く止めさせないと!」

ケンカ場へ走り出すガイ子

田中「ちょ、ちょっとガイ子さん」

追いかける田中

ガイ子「こらー、そこー、ケンカはやめなさい!」

ケンカしてる人「うるせぇ!」

田中「あっガイ子さん!あぶない!」

ボコッ

ガイ子を守ろうとして殴られる田中-

1時間後 公園のベンチにて

田中「う、うーん」

めぐみ「ようやく気がついた」

田中「ここは?」

めぐみ「公園のベンチ」

めぐみに膝枕をしてもらい横になっていた田中

めぐみ「殴られて気を失ってたんだよ」

田中「そうか、イテッ!あれ?ガイ子さんは?」

ガイ子「ガイ子さん?ガイ子さんは帰ったよ」

田中「え?」

めぐみ「田中さんが殴られてからガイ子さんが大暴れして。
    みんな気味悪がってケンカもおしまいになったの」

田中「そうなんだ」

めぐみ「でもガイ子さんのジャイアントスイング、すっごい格好良かった!」

田中「えっと、オレはどのぐらい気を失ってたの?」

めぐみ「1時間ぐらいかな」

田中「その間ずっとこの体勢だったんだ・・・ありがとう」

めぐみ「ま、まぁ同僚のよしみだから!気にしないで」

田中「じゃあそろそろ家に帰るよ。めぐみさんも途中まで送ってく」

めぐみ「そうね。一緒に帰りましょう」

こうして田中は家路に着いた

田中の一人暮らしの家

田中「(今日は一発殴られたぐらいでダウンしちゃって・・・
   本当に情けない・・・強くなりたい)」

田中、腕立て伏せを手をグーにしてし始める

田中「(強くならなきゃ・・・強くならなきゃ・・・)」

ピンポーン

田中「(こんな夜中に誰だろう・・・)はい」

ガイ子「田中くん・・・」

田中「ガイ子さん!どうしてここに??」

ガイ子「今晩・・・泊めてくれない?」


つづく

2013年初ネタだっちゃ

ネタ
01 /23 2013
冬来たりなば、けった魂遠からじ

後輩「あ、けったさんお久しぶりです」
けった「うっす、ひさぶりー」
後輩「今まで何してたんですか?」
けった「まぁそれは置いといてミーの話を聞いてくれ」
後輩「はぁ」

けった「最近アイドルグループがまた盛り上がってるじゃない?」
後輩「そうですね、AKBとか」
けった「で、脳内でいろんなグループから山本彩をセンターに、
    いやいや生駒里奈をセンターにとかやってたのよ」
後輩「はぁ」
けった「そしたら『ぼくのかんがえたさいきょうのアイドルグループ』ができあがったのね」
後輩「そうですか」
けった「これはオレ、秋元康を越えたんじゃね?と思って、そのグループの名前を考えたのよ」
後輩「はい」
けった「なので、今日はそれが売れそうかどうかお前に判断してもらいたいんだけど」
後輩「なるほど。じゃあ早速見せてください」
けった「その前に言っとく事があって、このグループ名は一見すると違和感を感じると思うのね」
後輩「はぁ」
けった「でもその「違和感」って言うのが大事で、最初に「なんだこれは?」と思わせておいて、
    後から「なるほど・・・アリかも」と思わせるグループ名が成功してるから
    それを踏襲してる訳ね。それも踏まえて見てね☆」

けったの考えたグループ名

ばんばひろふみ

後輩「これはダメですね」
けった「えー違和感感じたでしょ?」
後輩「たしかに感じましたけど・・・」
けった「アリかもに変化しなかった?」
後輩「だいたい実在人物と被るグループ名って紛らわしいですよ」
けった「分かった、ちょっと変える」

変更

バンバン

けった「これでどう?」
後輩「いや、既にありますし・・・」
けった「違和感感じた?」
後輩「このシチュにはハンパ無く感じてますけど・・・」
けった「じゃあまたちょっと変える」

変更

ばんば48

けった「どう?」
後輩「ばんばひろふみからは離れられないんですか?」
けった「いやーそこは絶対領域なんだわ・・・」
後輩「(なにゆえ?)じゃあ百歩譲ってばんばはいいとして、
48って言うのはやすすのパクリなんじゃないですか?」
けった「確かに・・・じゃあちょっと変える」

変更

ばんば31

けった「どう?」
後輩「アイスクリーム屋さんみたいになってますけど」
けった「実はここである法則があるんだよ」
後輩「法則?」
けった「それは『ちょい足しの法則』。
    決まってるグループ名にちょっと付け足しをする事で爆発的ヒットに繋がるんだよ」
後輩「ほー」
けった「モーニング娘の『。』しかり、ももいろクローバーの『Z』しかり。」
後輩「じゃあこれにちょい足しする訳ですね?」
けった「そうそう。それがこれだ!」

ちょい足し後

ばんば31from A

けった「どうよ?」
後輩「急激に求人情報誌みたいになりましたけど大丈夫ですか?」
けった「グループ紹介も考えたんだ」

【ばんば31from A】

勤務は1週間ごとのシフト制!
しかも希望をきちんときいてくれるんです!自分らしく働こう★
なんと今回は10店舗でのスタッフ合同募集です!
だから、自分が通いやすい場所を選ぶことができますよ★
明るい店内でスタッフ同士も和気あいあいとしているから、働きやすさ抜群!
31種類のバラエティ豊かなアイスクリームに囲まれながらハッピーをお届け!


後輩「もう完全にばんばにある31アイスクリームのアルバイト募集じゃないですか!
   なんでちょい足しした方に引きずられてるんですか!」
けった「そうか、じゃあこれは?」

変更

ばんばevolution turbo type D

後輩「それは大介浅倉に怒られますって!」
けった「そう?じゃあこれは?」

その後けったと後輩のあーでもないこーでもないは続いた・・・

そして・・・

けった「ついにできた!」
後輩「まぁこれなら大丈夫ですね」
けった「これで爆発的ヒット間違いなしやで!」

二人の考えたグループ名

ビリーバンバン


結論:働かざる者食うべからず

龍上湖伝説

物語
01 /12 2013
昔、日向国に娘がおりました。
名前を名希(なき)と言いました。

娘は朝起きてはしくしくと泣き、朝ご飯を食べては泣き、
お出かけしては泣き、家に帰っては泣き、お昼ご飯を食べては泣き、
おやつを食べては泣き、晩ご飯を食べては泣き、寝る前に泣いておりました。
とにかく名希は大変な泣き上戸だったのです。

名希の両親はこれを大変に心配し、
名希が泣く度に「おお名希よ、何が悲しくて泣くのか」と尋ねておりました。
名希は「何が悲しいのでもない、ただただ涙が溢れるのだ」と答えては泣いておりました。

ある日、名希の家の前で立派な体躯をした男が倒れておりました。
名希の両親は男を介抱し、食べ物を分け与えました。
すると男は食べ物をがつがつと平らげた後、
「ありがたい、このお礼は必ずする」と述べました。
男は自分の名前が龍男であると告げました。
そこに名希がひっくひっくと泣きながら顔を出しました。
龍男は「娘よ、何が悲しいのか」と問いました。
名希は「何が悲しいのでもない、ただただ涙が溢れるのだ」といつものように答えました。
龍男は「そうか」と応え、「これが効くかもしれない」と胸元から塗り薬を出しました。
「これを眼の下に塗るとよい」と言うと、名希の両眼の下に薬を塗りました。
すると、みるみるうちに名希の涙がとまりました。
名希の両親は「おお、娘の泣いていない姿を見るのも久方ぶりだ。なんとありがたいことか」
と龍男に感謝の意を伝えました。
龍男は「たいしたことではない」と言い、
「しばらくここに身をよさせてもらえないだろうか、家の手伝いはなんでもする」と言いました。
名希の両親はこれを承諾しました。
龍男は名希の家で大いに働きました。

龍男が名希の家になじんだ頃、豊前国との戦が起こりました。
龍男は戦に招集されることとなりました。
「なに、心配はいらない。戦が終わればすぐに戻ってくる」と言い残し、
龍男は戦へ向かいました。

龍男が戦へ向かってから一月、名希の家に使者が訪れました。
使者が言うには、「龍男殿は戦場にて八面六臂の活躍を見せた」
「我が軍が敗勢になった時、龍男殿は最後まで逃げずに戦った」
「龍男殿が我が軍最後の一人になった時、ふいに龍男殿の身体が龍になり、天まで駆け上った」
「空からはいかずちが落ち、豊前の軍は後退していった」
「龍男殿は戻って来ることはなかった」と告げました。

この使者からの報告を受けると、
名希の顔がみるみるうちに紅潮し、目から一粒の涙がこぼれました。
一粒がひとしずくとなり、そのうち声をあげて名希は泣きました。
おいおいと声をあげて泣いているうち、
名希の涙が水位を増し、川のようにあふれ出しました。
名希はそれでもまだ泣き続け、家を飲み込み、村を飲み込みました。
名希の村は湖となりました。

この湖はのちに龍上湖と呼ばれるようになり、
湖周辺の村は日照り、干ばつに困る事がなくなったそうです。

悟りを開くよ!けったさん

ネタ
07 /20 2012
後輩「けったさん、そろそろ来るかな?」

なぜ僕が夜、駅前でけったさんを待っているのかと言うと、
こんなやり取りが先日行われたからでした・・・

ホワホワホワァ~ン(以下、回想始まり)

後輩「けったさんどうしたんですか?また急に呼び出して」
けった「・・・オレ、悟りを開く」
後輩「はぁ」
けった「オレは悟りを開かねばならんのだ!」
後輩「また女の子にフラれでもしたんですか?」
けった「悟りを開くために何をしなければならないか・・・そう、修行だ!」
後輩「毎度のことながら人の話を全然聞いてないですね」
けった「オレは修行をする!そのための準備も整えてある!
というわけで付いてきてくれ!お前も悟りを開くんだ!」
後輩「えー、僕は悟りなんて開ける訳もないですし・・・」
けった「明日駅前集合な!よろしくではっ!」
後輩「あ、行っちゃった・・・ホントに人の話聞かないなけったさん」

シュルシュルシュル(以上、回想終わり)

けった「おーい、お待たせ」
後輩「けったさんにしてはめずらしく時間内ですね。
ところで今日はどこに修行に行くんですか?」
けった「それはだな・・・お堂だ!」
後輩「お堂ですか」
けった「ああ、いかにも悟りが開けそうだろ?」
後輩「それにしても夜からですか?肝試しじゃあるまいし、
普通は朝早くからとかだと思うんですけど」
けった「電話で予約したらこの時間にしてくれって言われたんだよ」
後輩「変わったお堂ですね」
けった「まぁとにかく行ってみよう」

ここから移動

けった「さぁ、着いたぞ!」
後輩「結構本格的なお堂ですね」
けった「へっ、いかにも悟りが開けそうだぜ・・・」

???「リビ堂へようこそ」
けった「こんばんは、ここの住職さんですか?」
インラン「いかにも、わしがリビ堂の住職、インランじゃ」
けった「今日はよろしくお願いします」
インラン「まぁ中に入りなされ。話はそれからじゃ」
後輩「(リビ堂のインラン和尚・・・
なんとなく全く悟れそうにない気がするけど大丈夫なんだろうか?)」

お堂内

インラン「早速じゃがオヌシ達に尋ねる。悟りとはなんだと思う?
それじゃそこのお前さんから答えてみぃ」
後輩「僕ですか?」
インラン「そうじゃ」
後輩「そうですね、あらゆる全ての欲から離れることでしょうか?」
インラン「なるほど・・・だが、残念ながら外れじゃ」
後輩「違うのか・・・」
インラン「それじゃ隣のお前さんは悟りとはなんだと思う?」
けった「逆・・・じゃないでしょうか?」
インラン「逆とは?」
けった「あらゆる全ての欲にまみれながらも平常心を見失わない・・・
それが悟りだと思います」
インラン「ほぅ、正解じゃ!オヌシ名は何という?」
けった「超時空シンデレラ、けったです」
インラン「けったさん、オヌシは筋がいい!オヌシなら悟りを開けるかもしれん・・・」
けった「ホントですか?」
インラン「ああ、本当じゃ!オヌシには特別な修行を与えよう。
離れのギシ庵に案内しよう。もう片方の君はここで座禅を組むように」
後輩「分かりました。(チェッ、けったさんだけ特別コースか。
   それにしてもギシ庵で修行って・・・大丈夫なんだろうか・・・
悟れる要素が微塵も感じられないんだけど・・・)」
けった「悪いな、じゃあちょっと行ってくる」
後輩「はい、行ってらっしゃい」

後輩「(せっかくお堂に来たんだ、この際全部忘れて座禅を組んでみよう・・・
   心を整えて・・・)

後輩「(静かだ・・・)」

後輩「(・・・ん、遠くから何か聞こえてくる)」

???「そこに手を当てて」
けった「こう?」
???「そうそう、いい感じよ」
けった「それでこう?」
???「もっと激しく!」
けった「そんでもってこう?」
???「ああっ、もうダメ私」
けった「ぼ、僕も限界だぁ!」

後輩「(けったさんの声だ!なにやってんだけったさん!
ギシ庵に行って止めてこないと!)」

ドタドタッ

ガラッ

後輩「ちょっと何やってんですかけったさん!悟りを開くんじゃないですか!?」

けった「何をって・・・おねーさんとツイスターをやってるだけだけど」
後輩「ツイスター!?なんでお堂でツイスターやってんですか?」
けった「なんでってインラン和尚の修行だよ」
インラン「フォッフォッ・・・平常心を常に保つための修行じゃ」

ドタドタッ

警察「動くな、警察だ!」
一同「!?」
警察「インラン、お前を風俗営業法違反で逮捕する!」
インラン「な、なんじゃと!?」
警察「周りの連中も関係者と見て連行する!」
けった「ちょっと僕は関係者じゃないですよ!」
後輩「僕もです!」
警察「詳しい話は署で聞く、とにかく連行だ!」

後日

けった「いや~、こないだはヒドい目に遭ったなぁ・・・」
後輩「ホントですよ、無実の罪で・・・」
けった「まさかあそこが隠れ風俗店だったとはなぁ・・・」
後輩「いったいなんでけったさんはあそこで修行しようと思ったんですか?」
けった「家の近くの貼りチラシに載ってたから」
後輩「貼りチラシて・・・もしかしてお金払ったんですか?」
けった「うん、一人2万」
後輩「2万円!?」
けった「やっぱさぁ、それだけ払ったら悟れると思うじゃない?」
後輩「呆れてものも言えないですよ」
けった「でもさぁ、あのおねーさん、かわいかったなぁ・・・」
後輩「けったさんに悟りはムリですね」


結論:サントリーと悟りは似ている

世界でたった一人のあなたへ

世界でたった一人のあなたへ
05 /28 2012
(この案はマンガをジャンプに持ち込もうという企画で考えていたヤツです。
どうしてもマンガにできる力がなくて断念しました。不定期に載せていこうかと思います。)

ある昼下がりのカフェ

田中「(今日は久しぶりに同級生の景子さんに会う日だ・・・
クラスのマドンナ的存在だった彼女が僕に会ってくれるなんてどういう風の吹き回しだろう・・・
いや、そんな事はどうでもいい!今日はいままで秘めていた思いを伝えるんだ・・・)」

ウィーン 自動ドアが開く

景子「あ、田中くーん」

田中「あ、景子さん・・・」

田中、驚く。そこには景子の姿はなく、全身ガイコツで服を着ているものが話しかけてきたのだった。

田中「(って、ガイコツじゃないかー!!!!!!)」

景子「ごめんね、遅れて」

田中「い、いや、別に・・・
(どうしよう・・・声は景子さんだし・・・
このガイコツが景子さんって事でいいんだろうか・・・)」


景子「一見しただけじゃ私って分からなかったでしょ?
もうあれからだいぶ時間も経ったし」

田中「そ、そうだね・・・(分かる訳ないよな・・・ガイコツだし)」

景子「どう?私、綺麗になった?」

田中「(どうしよう・・・ガイコツになったねなんて言ったら地雷かもしれないし・・・)
うーん・・・ちょっと痩せたかな?」

景子「田中君、嫌だなぁ!私高校の時に較べたら太ってるって!気遣ってくれてありがと。」

田中「(太ったって・・・全身骨になったようにしか見えないんだけど・・・)
そ、そっかぁ。うん、でもまぁ綺麗だよ景子さん」

景子「景子さんなんて堅苦しいわよ!ガイ子って呼んで」

田中「(え・・・自分でもガイコツって分かってるのかな・・・
ガイコツって言ってもいいんだろうか・・・分かんない・・・)じゃあ、ガイ子さん」

ガイ子「うふっ!そう、今日ちょっと違う香水使ってみたんだけど、どう?」

田中「(ホルマリンの臭いしかしないんだけど・・・浸かってたのかな・・・
でもそんな事言ったらダメだ!)うん、いい臭いがするよ」

ガイ子「ありがと。それにしても久しぶりだよね。田中君は全然変わらないね!」

田中「そうだねぇ・・・みんなにもよく変わらないって言われるよ。ガイ子さんは・・・変わった?」

ガイ子「私はねぇ・・・変わったねぇ。あの頃がなつかしいよ」

田中「(ガイコツになって変わってないなんて言われたらウソだよな・・・)そうだね、懐かしいね」

ガイ子「みんな元気にしてるかなぁ?」

田中「うーん、最近誰にも会ってないから分からないけど、みんな元気にしてるんじゃないかな?」

ガイ子「川崎君、元気にしてるかなぁ?」

田中「(川崎・・・クラスの中心的存在でオレとは対極にあったヤツ・・・
ガイ子さんとも付き合ってるんじゃないかと噂が絶えなかったヤツだ・・・)」

ガイ子「変わっちゃったのかなぁ?」

田中「ガイ子さん、昔の事を聞くようでなんだけど・・・」

ガイ子「何?」

田中「その・・・川崎とは付き合ってたの?」

ガイ子「え?なんで急に?」

田中「いや・・・なんとなく気になって」

ガイ子「川崎君とは付き合ってたよ。でも今から考えると遊びみたいなものだったのかなって」

田中「え・・・」

ガイ子「あの頃の付き合いって今からしたら遊びのようなものじゃない?
幼稚園のお遊戯会が高校生の時に遊びに感じるように、
今からしたら高校の出来事もお遊びに感じるってこと。それぐらいにはもう大人になったのかな」

田中「(そうだったのか・・・高校の時に死ぬほど羨んだ関係が遊びか・・・)」

田中「(なんだろうこの湧き上がってくる複雑な感情は・・・
目の前のガイコツが憧れの存在だったなんて皮肉だよな・・・)」

ガイ子「田中君は・・・まだ続けてる?」

田中「え?何を?」

ガイ子「柔道」

田中「ああ・・・もう辞めちゃったよ」

ガイ子「なんで?」

田中「全然強くならないし・・・弱かったなぁホントに」

ガイ子「私、一度だけ田中君の柔道の試合を観に行ったことがあるの」

田中「え!わざわざ・・・」

ガイ子「すぐ負けちゃったけどね。でも田中君の柔道着姿、カッコ良かった」

田中「ハハ・・・ありがとう」

ガイ子「あ、私ちょっとお手洗いに行ってくるね」

田中「うん」

田中「(ガイコツでもトイレに行きたくなるんだな・・・
いや、そんな事はどうでもいいとして、今日こそは景子さん・・・
いや、ガイ子さんに告白しようと思ってたんだけど、そんな状況じゃなくなってきてるよな・・・
ガイコツが彼女って言うのも変だし・・・)」

ガイ子「ただいま」

田中「あ、うん」

ガイ子「・・・ありがとう」

田中「?何が?」

ガイ子「私に何も言わないでくれて」

田中「何を?」

ガイ子「私、知ってるんだ。・・・自分がガイコツになっちゃったって」

田中「!?」

ガイ子「ガイコツになった私にここまで黙って付き合ってくれた人は初めて」

田中「それは・・・」

ガイ子「みんな一見しただけで逃げ出すの」

田中「・・・」

ガイ子「田中君は優しいよね、ううん、それは分かってた・・・もっと早く気づければ良かったのに」

田中「・・・ガイ子さんは、どうしてそんな姿になっちゃったの?」

ガイ子「それはね・・・」

一面見開きで、おわり

(読み切りの形なので、ここで終わりです。ですが、物語はまだ続きます。ので、つづく)

イ・ビ・ツなトライアングル (29)終

イ・ビ・ツなトライアングル(小説)
04 /15 2012
「もう行くのか」

「ああ。元気でな」

「お前こそ」

「サヤカちゃん、元気でね」

「はい!わざわざありがとうございます」

そう言うとアイツとサヤカちゃんは親が乗る車に一緒に乗り、旅立っていった。

「行っちゃったなぁ」

「そうね」

タカユキ君と一緒に帰ろうとした時、タカユキ君がボソッと呟いた。

「やっぱり、そうだったのかな・・・」

「え?なんて?」

「い、いや、なんでもない」

「隠し事はしないって約束でしょ!?」

タカユキ君はそうだったねと言うと、少しずつ話し出した。

「アイツ、コウイチのヤツ・・・」

「コウイチ君が?」

「ユミの事、好きだったのかなって」

アイツが私の事が好き!?なんでそーいう話になるのか分からない。

「ユミに告白する時、オレ、コウイチに相談しなかったんだ。うん、事後報告だった」

「後で伝えたら、コウイチのヤツ渋い顔してさ、
 タカユキの好きな人って山下さんだったのかって漏らしてた」

「しかもユミがそれにオッケー出したでしょ?だから言い出しにくかったのかなって」

「それだけで?」

「なんとなく分かるもんだよ、もう付き合いも長いし」

アイツが私の事が好きだった・・・か。
そう考えると折り合いが付くネタもいくつかあるが、もう終わったことだ。

「もしかしたら今日何か言うと思ったけど、何も言わないし、
 まぁ今となっては本人に確認する事でもないし」

「友達がいなくなって寂しい?」

「そりゃあ・・・」

「でもいいんだ。今はユミがいるし」

「そうね。私もタカユキがいるなら、それでいいよ」

「ホントに?」

「嘘はつかない。約束でしょ?」

「そうだね。じゃあどこかに寄ってから帰ろうか?」

「そうだね」

雨上がりの雲一つない空、私とタカユキは歩き出した。


おわり

イ・ビ・ツなトライアングル(28)

イ・ビ・ツなトライアングル(小説)
04 /03 2012
アイツに会うために放課後校舎の入り口で出張っていた時だ。

突然、「山下さん・・・」と話しかけられた。

タカユキ君だ。

「山下さん、話したいことがあるんだ」

「・・・何?」

「ここじゃちょっと・・・駅前の喫茶店に行かない?」

アイツを待っていたが、
タカユキ君があまりにも憔悴した感じで話しかけてきたので私は狼狽した。

ここは付いていって話を聞くしかないだろう。

喫茶店に行くまでの間、
タカユキ君は話しかけても顔を下げたまま「そう」とか「あぁ」とかしか言わなかった。

駅前の喫茶店に着くと私達はコーヒーを二つ注文した。

コーヒーを頼んだ後、タカユキ君は静かに話し始めた。

「もう一度やり直したいんだ」

ちょっと待て。まだ別れるなんて話はしてないつもりだけど。

「今までの自分は間違ってた。友達の力を借りて彼女とつき合おうなんて。
 彼女に好きでいてもらおうなんて」

うん、それは間違ってる。でももう済んだことだ。

「だから、一人の力で山下さんと向き合いたい。ここ数日考えた結論がこれなんだ」

「・・・一つだけ聞かせて。」

「何?」

「コウイチ君にはなんて指示を出してたの?」

「具体的には指示なんて出してないよ!
 ただ困った時に相談に乗ってくれ、もしくは助けてくれって」

「・・・それだけ?」

「そう。それだけ。」

私は拍子抜けした。やっぱりカナエが言っていたことが正しかったのか。

「・・・嫌いになった、オレのこと?」

「ちょっとね」

そう私が言うとタカユキ君はハハッ、と力なく笑った。

どうやらここで結論を出さないといけないらしい。神様がタイムリミットを告げている。

来たコーヒーを頼りなく飲むタカユキ君は儚げだ。人生の移ろいを感じさせる。

この人の10年後、20年後、私は隣で微笑んでいるのだろうか?

いや、そんな先のことは考えなくていい。明日、明後日の話でもいい。

要は明日タカユキ君の隣にいたいかどうか、それで決めてもいいのではないだろうか?

私は・・・

「一つだけ約束して欲しいの」

「何?」

「もう私に隠し事はしない、って事」

「も、もちろん」

「ならいいよ。許してあげる」

「・・・ホントに?」

「ウソは言わないわ。タカユキ君と違うし」

そう言うとタカユキ君はキツいなぁ・・・と言い、またハハッと笑った。

そうなのだ。私はタカユキ君が好きなのだ。

どうやらいろんな事に気を取られすぎていたのだ。ここ数ヶ月というものは。
付き合うと言うことで頭がでっかちになっていたのだ。
タカユキ君が好きという気持ち、そしてタカユキ君が私を好きでいてくれる気持ち。
この二つがある限り、私達は大丈夫なはずだ。
焦らなくてもいい、ゆっくり彼氏彼女になっていけばいいのだ。

私が許す意向を示すと、タカユキ君は俄然元気になり、
クラスメイトのうっかりミスやバカ話に花を添えている。
意外と現金だな、コイツ。

そんなこんなで二人は平常運転に戻りました まる


次回、最終回

イ・ビ・ツなトライアングル(27)

イ・ビ・ツなトライアングル(小説)
03 /05 2012
「・・・という事なの」

そうカナエに最近起こったことを説明すると、
カナエは「ふーん」と言ったきり静かになった。

「どうしたの?急に黙っちゃって」

私が尋ねるとカナエは大きく深呼吸をした。

「どーも納得いかないなぁ」

「納得いかないって?」

「今までの事が全部タカユキ君の指示って点」

「でも本人が認めたんだよ?」

「ここまでやれとは言ってない!って言ったんでしょ?タカユキ君」

「確かにそうだけど・・・」

「どうもアイツが勝手にタカユキ君の発言をねじ曲げて動いてる気がしてしょーがないんだけど」

「でも・・・」

「やっぱり納得できない。それともユミ私に話した事でまだ喋ってないことない?」

それは・・・ある。

アイツが公園でキスをしてきたことだ。それ以外は正直にカナエに申告している。

が、それは言えない。
私の中でも整理が付いてない点であるし、カナエには知られたくないからだ。


「それは・・・ないよ」

「そ・れ・な・ら!」

「それなら?」

「もう一度会って確かめる必要があるね」

誰に?と聞かなくても分かるか。

「アイツに決まってるでしょ!まさかこの期に及んで嫌とは言わないでしょ!?」

アイツにまた会うのか・・・どうも1対1で会うとロクな事が起こらない。

「だってユミ、タカユキ君と今は話せないでしょ?それならアイツに聞くしかないよ。
アイツがまだこの学校にいるうちにさ」

「でも・・・」

「でももへったくれもなし!もう待ったなし!
だいぶハッキリしてきてるんだから元気出して!最後はユミが終わらせるんだよ」

「終わらせるって、何を?」

そう言うと、カナエはニヤッと笑って、

「この、イビツなトライアングルを」

と、のたまった。


つづく

イ・ビ・ツなトライアングル (26)

イ・ビ・ツなトライアングル(小説)
02 /10 2012
「一体どういうことなの?」

「つまり、今までの行動はタカユキの指示によってオレが動いていた、ということだ」

「二人の時間がなかなか取れなかったことも、デートの邪魔をされたことも、
今日のこの茶番劇だってタカユキの考えたことだと言う事だ」

「違う・・・オレはここまでやれとは言ってない!」

「まぁここまでやったのはオレの考えでもあるがな・・・
でもタカユキが知っていた事に違いはない」

「ここに及んで裏切るのかよコウイチ」

「裏切るんじゃないさ、自分に正直になるだけのこと。
オレも時間がないんだ。もうまどろっこしい事は止めにしたい」

タカユキ君が、私のストレスの主原因だった・・・でもどうして?

「・・・不安だったんだ」

「山下さんの気持ちがいつ離れてしまうのか、いや、そもそもオレの方を向いていないじゃないのかって」

「それに、二人きりになるのも怖かった。いつ嫌われてもおかしくないじゃないかって・・・」

「だからコウイチにお願いした。できるだけ一緒に付いていてくれないか?って」

「それに山下さんの気持ちも知りたいって。本当にオレのことを好きでいてくれるのか?って」

「でも分かったよ。何度調べても山下さんは真剣なんだ。
山下さんは真剣にオレのことを考えてくれているって。
オレが間違ってた。コウイチの言うとおりだ。コウイチは始め乗り気ではなかったんだ。
でもオレが必死にお願いしてなんとかやってもらった。オレが間違ってたんだ。オレが・・・」

そう言うとタカユキ君は手で顔を覆った。

「ようやく言えたな、タカユキ」

コウイチは少し微笑むと、
「で、どうする?お前には選択権がある。この彼女を疑うどーしようもないヤツと交際を続けるか、
それともあきれ果ててつき合うのを止めるか。まったくの自由だ」

いきなりすべてをオープンにされて、その上答えまでだそうと言うのか。
相変わらずアイツは性急だ。

「私は・・・」

「私は時間が欲しい」

「今までタカユキ君がやって来たこと、それを簡単に許すことはできない。
だってずっと疑われてきたんだもん。私は真剣に対応してきたのに・・・」

「ごめん」

タカユキ君はこちらを向いて深々とお辞儀をした。

「だから今は・・・時間が欲しいの」

そう言うと、アイツは神妙な面持ちで、

「そうか・・・まぁオレがいなくなるまでには出して欲しいもんだね、
その結論ってやつを」

と言った。


つづく

イ・ビ・ツなトライアングル (25)

イ・ビ・ツなトライアングル(小説)
02 /06 2012
その日はあまり寝付けなかった。

目を覚ますと、もう昼前。約束の時間はすぐだ。

「会いたい。会いに来て」

ケータイを持つ手が震える。これ以外の文言が思いつかない。

12時。メールを送る。お願い、届いて、私の気持ち。

すると、すぐにタカユキ君から電話がかかってきた。

「もしもし」

「あ、山下さん。はぁ、どうしたの急に・・・はぁ、はぁ」

「・・・会いたいの」

「はぁ、今コウイチからも似たようなメールが来て、
走ってコウイチの所に向かってるんだけど・・・はぁ、後からでもいい?」

負けた。

いや、勝負はまだ付いてない。

「私も、私も行く!コウイチ君の住所教えて!」

「西町の5-24だけど・・・はぁ、一体なんなの?」

「私も合流するからゆっくり進んでて!じゃ!」

走り出せ、私。

ネットでだいたいの場所を調べた後、私は飛び出していた。

走って、走って、走って、走った。

着いた。ちょうどタカユキ君もいる。

「早かったね、山下さん」

私たちはアイツの呼び鈴を鳴らした。

すぐにアイツが出てきた。私の姿を確認すると目を丸くしている。

「お前も来たのか・・・ハハッ、この勝負はどうなるんだろうな。
先に会ったのはお前が最初だもんな、オレの負けか」

「勝負ってなんだよ。話があるから来たってのに」

「もう止めにしないか、タカユキ」

「止めにするって?」

「知らないふりをするのは止めると言うこと」

「全部知ってるだろ。おれ達のこじれた関係」

「・・・」

「ちょっとどういう事よ!タカユキ君は関係ないじゃない!」

「そうだとよかったんだがな。関係ないとは言えないんだ」

「むしろ首謀者はタカユキだ。こいつがおれに指示したんだ」

タカユキ君が・・・真犯人?

つづく

イ・ビ・ツなトライアングル (24)

イ・ビ・ツなトライアングル(小説)
01 /30 2012
「・・・嫌」

そうだ。

「嫌よ・・・そんなの嫌」


「答えはno・・・か。それじゃあこういうのはどうだ?」

そういうとアイツはつかつかと私の方へ歩み寄ってきた。

「!?」

目の前が真っ暗になる。唇には何かの感触が。

キス・・・されている。

私はとっさにアイツの頬をはたいた。

「ちょっと・・・何するのよ!」

「秘密を作っただけさ。二人だけの」

「オレにキスされたのがバレたくなかったら要求を呑め」

「明日の12時だからな。じゃあな」

そういうとアイツは片手をあげながら去っていった。

雨の中、私は立ち尽くしていた。


つづく

イ・ビ・ツなトライアングル (23)

イ・ビ・ツなトライアングル(小説)
01 /27 2012
雨が酷い。さっきまでの遊園地の天気がウソのようだ。

アイツが引っ越す。

と言うことは自動的にタカユキ君争奪戦(私命名)は私の勝ちになるはずだ。

だがそれでいいのだろうか。

そう疑問に思っているからこそ、私はアイツの誘いに乗り、
空き地へと向かっているのだろう。

小走りになりながら空き地に着くと、アイツの姿はあった。

「よく来たな」

芝居がかった声でアイツが挨拶をした。

「ちょっと待って。まず最初に聞きたいんだけど」

「アンタ転校するんでしょ?」

そう言うと、アイツは眉を少し引きつらせたように見えた。

「サヤカから聞いたのか」

「そうよ」

アイツは少し時間を取った後、そうだ、と答えた。

「これでお前とのバカバカしい諍いも終わり、最終決着と言うこと」

「それで結局どうする訳?
 アンタ私がタカユキ君に事情を説明できないからって好き勝手やってきたけど」

「タカユキに言ったって何も変わらんさ」

「タカユキにオレがお前らの事を邪魔してると知れても、
 あの心配性が何かやってるな程度。何も変わらない」

アイツはポツポツとマイペースで話しかけてくる。

「それにしても少し驚いたよ。あっさり根を上げてくれると思ってたのに。
お前の考えって言うのもあながちバカにできないものなのかもしれないな」

当然だ。タナボタの始まりだったが、
今では私だって生半可な気持ちでタカユキ君とつき合っているのではない。

「さて、今日ここに来てもらったのは他でもない。最後に賭けをしないか?」

「賭け?」

「そう、知っての通りオレもあまり時間がないんだ」

そう言うとアイツは説明を始めた。

「賭けの内容はこう。明日昼の12時にオレとお前、両方がタカユキにメールをする。
すぐ来て欲しいと。そしてタカユキが来た方が勝ち。こなかったら負け。
タカユキが彼女と親友のどっちを取るか?
どうだ?簡単だろう」

確かに簡単ではあるが、一体どういった口実で呼び出せばいいのだろうかと考えあぐねていると、

「何、簡単な事さ。今すぐ会いたいとでも言えばいい。理由は後から説明する、で」

「オレが勝利した暁には、お前に手を引いてもらう。
逆にお前が勝ったならオレが諦めるさ」

私は思った。
私たちの意地の張り合いにタカユキ君をとうとう巻き込んでしまう事になると。

「何か不服そうな顔だな」

「まぁ確かにな。オレがいなくなるってもう知っている時点で、
この勝負に乗っかるのはあまり意味がない。
黙ったフリしておけば自動的にタイムイズオーバー、だもんな。
どうする?するかしないかはお前に任せる。ただし、この場で決めてくれ」

「アンタは・・・」

「アンタはどうして私たち、いや、私の邪魔をするの?
 彼女と親友、どっちも居ていいじゃない。相反するものじゃない。私が単に気に入らないだけ?」

そう聞くと、アイツは少し考え込んで、

「独占欲って知ってる?」

と尋ねてきた。

「独占欲?」

「そう、独占欲。誰かを独り占めにしたいという欲求、欲望。
 それに突き動かされてるのかもしれないな。
 でもお前だってオレを非難することはできないはずだ。
 お前だって独占欲から逃れられてる訳じゃないだろ?」

私はタカユキ君を独占したい、と今まで思った事はなかった。
が、これだけアイツのことを嫌だと思っていると言うことは、
やはり独り占めにしたい欲求があるということ・・・
なのだろう。

「さて、どうする?する、しない?」

賭け、か。勝てる自信がない。まず呼びかけるだけでも震えそうになってしまう。
しかも負けた時のリスクが大きい。黙っていればアイツはいつか居なくなる。
それでもいいではないか。

雨音がどんどん激しくなる。止む気配は一向にない。


「どうする?」


つづく

けった ~天和通りのジェントルメン~ その9

ネタ
11 /02 2011
南北対抗戦 最終局

ゆら・・・ゆら・・・

現在 仏我1位 三下2位 けった3位 山田4位

後輩「(さぁ、最終局だ・・・逆転しないとマズいですよ)」

けった「あ、上がってる」

他「!?」

けった「天和」

他「・・・」

後輩「・・・オチを考えてなかった!」

こうして後輩の貯金は守られたのだった。

結論:すまぬ

おしまい

けった ~天和通りのジェントルメン~ その8

ネタ
10 /14 2011
現在のけったの手牌

ドジスし出パマひひひひひひ
ラャネず来パマみみみみみみ

後輩「(ここからけったさんどう持って行くつもりなんだ・・・?)」

けったの引き牌

ピー助

後輩「(まずはのび太の恐竜よりピー助)」

けったの引き牌

ロップル

後輩「(そしてのび太の宇宙開拓史よりロップル)」

いろいろあってこの手牌

ドジスし出パマピロペバ満パ
ラャネず来パマーッコギ月ピ

後輩「(これは・・・ドラえもん映画名場面集だ!)」

後輩「(ここまで一気に持って来るとはさすがはけったさんだ・・・
 だが、何かが足りない・・・何かが)」

後輩「(あっ、のび太だ!のび太がいない!!)」

けった「・・・」

後輩「(のび太を引かないと完成しない、なのでなんとしてものび太を)」


のび太を引きたいけった・・・


けったの引き牌

ひらりマント

が、ダメッ!

けったの引き牌

大山のぶ代

ダメッダメッ

けったの引き牌

ドラミ

ダメッダメッダメッ!アウツ!

後輩「(くっそ、せっかくデカい手が入ってるのに・・・のび太の愚図でのろまのせいで・・・)」

けったの引き牌

水田わさび

後輩「(あんなに使えないヤツは珍しい・・・いつもテストは0点で・・・)」

けったの引き牌

武田鉄矢

後輩「(特技があやとりと早寝て・・・本当にどうしようもない・・・)」

けったの引き牌

藤子不二雄A

後輩「(・・・なのに)」

けったの引き牌

コロコロ

後輩「(こんなにも今、のび太が愛おしい・・・)」

けったの引き牌

四次元ポケット

後輩「(のび太・・・お前がいなきゃ・・・お前がいなきゃ始まらないんだよ)」

けったの引き牌

声優大入れ替え

後輩「(のび太・・・のび太、のび太、のび太!!)」

けったの引き牌

少年期

後輩「(みんなお前の帰りを待ちわびてるんだよ!!だから頼む!!出てきてくれ!)」

けった「!?」

けったの引き牌

どら焼き(オールマイティ)


後輩「(!?これは・・・これで上がり?可能だが、これはしかし・・・)」

けったの捨て牌

どら焼き(オールマイティ)

山田「!?」
仏我「!?」
三下「!?」

山田「(オールマイティ切りやと・・・バカにしやがって・・・)」

けった「のび太の・・・」

けった「のび太の代わりはどこにもいない・・・」

後輩「(けったさん・・・賭けたのか、のび太の帰還に)」

三下「あの・・・」

山田「なんや、どうした?」

三下「そのどら焼き、ロンです」

後輩「!?」

三下の役 大集合セット 点 60点

後輩「(くそっ!あんな、あんな安っすい手でけったさんの神牌が・・・)」


けった執念ののび太待ち、実らず!勝負は最終局へ!


そのうち続くし終わる

けった ~天和通りのジェントルメン~ その7

ネタ
10 /12 2011
南北対抗戦 第3局・・・


ぐら・・・ぐら・・・


後輩「(さぁけったさんの手牌はどうなってますかね)」

けったの配牌

ドドジスし出パマひひひひひ
ララャネず来パマみみみみみ

(ドラはドラえもん、ジャはジャイアン、スネはスネ夫、
 しずはしずちゃん、出来は出来杉君、ひみはひみつ道具)

後輩「(悪くはない・・・が良くもない。ドラえもんを中心にどうするかかな)」

けったの捨て牌

ドラえもん

後輩「(またいきなり意味不明な捨て牌・・・なぜドラえもんを???)」

けった「ドラえもんは・・・」

後輩「?」

けった「ドラえもんは二匹要らない・・・一匹でいい・・・」


果たしてけったのドンジャラに対するアンサーとは?


そのうち続く

過去を振り返って懺悔しようのコーナー

けったグランプリセカンド
09 /28 2011
どうもこんばんみ、けったです。
実はやりますやります詐欺になっているのが多数あるので、その報告を。


けったグランプリセカンド関連

①馬の覆面で銀行に入ったらどうなるかレビュー

②全10出品作品と同じものを週1更新で10週に渡ってレビュー

残り4つ

・ごむぞう「ぬいぐるみ」
・華麗なるオーケストラの世界
・旧約聖書の創世記のレビュー
・マーメイドメロディーのレビュー

③以後最低でも半年間はブログを週に4回以上更新

④仏教の全体ドカーンを体験して、レビュー

企画関連

⑤ジャンプにギャグ漫画持ち込み

この5つですが、できなかったということでなしとさせて頂きます。
もうごめんとしかいいようがない。チャレンジしたし、悔いはない。

と言う訳で次から安請け合いのけったですが、
安請け合いは自重してたまに更新したいと思います。もう嫌いになってくれや。

じゃ!


(約束したみなさんすいませんでした。かしこ)

けった募金始めます

けった募金
09 /28 2011
みなさま、お久しぶりです。

けったです。

福岡でのうのうと生きております。

個人的に余裕がなかったのと、
地震の関連で考える所があったのでブログ更新を自粛しておりました。

心配して下さった方がいたら申し訳ありません。元気です。


話は変わるんですが、これからブログ更新するに当たって
募金をしたいと思います。

具体的に説明しますと、「けった魂」を読んでくださって
ちょっとでも面白いとか気になるとか思って下さった方は
この記事のブログ拍手を押して下さい。

そのブログ拍手数1回にあたり1円公共機関に募金します。
募金先は区役所の募金箱です。

区役所の募金は県庁に渡って日本赤十字社に送られる蓋然性が高いので、
悪用されることは少ないと思います。

週に1回拍手数の額を区役所の募金箱に入れます。
いくら募金したかは毎週この記事で報告します。
終了は区役所が募金箱を撤収した時とします。

他の記事に拍手したのはカウントしませんので、
この記事に拍手を送って下さい。

これからはマイペースで更新していくので、よろしくお願いいたします。


第1回目 平成23年4月11日(月) 19円(通算19円)
第2回目 平成23年4月18日(月)  0円(通算19円)
第3回目 平成23年4月25日(月)  0円(通算19円)
第4回目 平成23年5月2日(月)  1円(通算20円)
第5回目 平成23年5月9日(月)  0円(通算20円)
第6回目 平成23年8月5日(金)  32円(通算52円)
第7回目 平成23年8月26日(金)  3円(通算55円)
第8回目 平成23年9月28日(水)  6円(通算61円)

以上


けった ~天和通りのジェントルメン~ その6

ネタ
09 /20 2011
けったの現在の手牌

細庵庵庵押押押富富富ヤヤヤ
田野野野井井井野野野マママ


後輩「(けったさん・・・宮崎駿なしでここからどう上がるつもりなんだろう)」


そのころ山田の捨て牌候補

細田守、ゲド戦記



山田「(けったは宮崎駿を切った・・・ギリギリまで持っていた事を考えるとおそらく
    ジブリがいっぱいをやりたかったんだが、
   直前であきらめたか切り替えたな・・・)」

山田「(そう考えるとゲド戦記は危険がある・・・ここは細田だ)」


山田の捨て牌

細田守


けった「それ、ロン!」

山田「!?」

けったの上がり牌

細細庵庵庵押押押富富富ヤヤヤ
田田野野野井井井野野野マママ

(ヤマはヤマカン)

役名 宮崎駿に憧れてる連中
点数 興行収入次第


後輩「(そうか!レベルが違う駿を切ることで牌が生きるのか・・・)」

仏我「ちょっと待ってもらおうか」

後輩「なんですか!?けったさんはきっちり上がってますよ!」

仏我「そのロン、順番的に行ったらワイが先に宣言できるはずや」

後輩「ま、まさか!」

仏我の上がり牌

細細細サササ玉玉玉沖沖沖アア
田田田マママ音音音縄縄縄メメ

(サマはサマーウォーズ、玉音は玉音放送、アメはアメリカ)

役名 リアルサマーウォーズ
点数 犠牲者多数



後輩「いつの間に手を終戦直後に持って行ってたんだ・・・」

後輩「(仏我は分かっていたんだ・・・
   けったさんは宮崎駿を手放して細田守を引き入れる事を・・・
   そして駿フォロワーにする事を・・・)」

山田「(仏我のおかげで直撃は避けたか・・・)」


仏我の先読みによりけったリードならず!南北対抗戦ますますヒートアップ!


そのうち続く

けった ~天和通りのジェントルメン~ その5

ネタ
09 /16 2011
南北対抗戦 第2局

さわ・・・さわさわ・・・

後輩「(さぁけったさんの配牌ですよ)」

けったの配牌

宮シシパパ飛庵庵押押富富ヤ
崎ーーズズ行野野井井野野マ
駿タターー石      カ
            ン

後輩「(けったさんの手牌から如実に感じる・・・ラピュタの流れが来ている!)」

けったの引き牌

庵野

けったの捨て牌

シータ

後輩「(ってけったさん!なんでいきなりシータ切りなんですか!
    せっかくラピュタ来てるのに・・・)」

このあといろいろ切っていってこんな感じ

宮庵庵庵押押押富富富ヤヤヤ
崎野野野井井井野野野マママ

後輩「(そうか・・・けったさんはこの流れを読んでたんだ・・・
    アニメ監督黄金カルテットが完成するこの流れを・・・)」

後輩「(あとはけったさん!パヤオを引き込むだけですよ!)」

けった「!?」


けったの引き牌


細田守


後輩「(ここで細田か・・・パヤオには数段劣る。切りですよこれは!)」


けったの捨て牌


宮崎駿


後輩「(けったさん!どうして、どうしてここでパヤオ切りなんですかっ!
役になりませんよっ!)」


果たしてけったの宮崎駿切りの真相とは・・・

アニメ編、次回クライマックス!刮目して次回を待て!


そのうち続く

けった ~天和通りのジェントルメン~ その4

ネタ
09 /03 2011
なんだかんだあってけったの現在の手牌

秋秋秋広広広ややや秋前大柏
元元元井井井ままま本田島木

後輩「(うわぁ・・・なんてドス黒い牌だ・・・これじゃ上がれない)」


山田の捨て牌

板野友美


仏我の捨て牌

小嶋陽菜


後輩「(他メンツからも油っこいところが出始めている・・・
   そろそろマズいですよけったさん!)」


けった「!?」


けったの引き牌

篠田麻里子


けった「ツモ!」

秋秋秋広広広ややや秋前大柏篠
元元元井井井ままま本田島木田

三下「ちょっと待てぃ!これのどこがツモやねん!!」

後輩「(三下の言うことももっともだ・・・これ上がってるのか?)」

山田「いや・・・これは・・・」

山田「そういうことか・・・」

山田「けったのツモを認める。次だ次」

後輩「(山田がおとなしくけったさんのツモを認めるなんて・・・)」

けった「つまりこういうことだ」

けった、篠田麻里子に会いたかった!ツモ

役名 AKBってPVとか観る限りそんな清純じゃないよね 

点数48点


けったの機転により1歩リード!一体次はどうなるのか!?


そのうち続く

けった ~天和通りのジェントルメン~ その3

ネタ
09 /02 2011
けったの現在の牌状況

前大柏柏秋秋秋峯高渡秋広広
田島木木元元元岸橋辺本井井

けった「!?」


けったの引き牌

やまぐちりこ


後輩「(!?なぜやまぐちりこが・・・山田の野郎、仕込みやがったな・・・)」

山田「(クク・・・オレからのプレゼントだ、けった。さぁどうでる?
   証拠がない以上反則負けはないぜ)」

後輩「(けったさん!そんな極悪牌は捨てて善良な牌を集めましょう!)」


けったの捨て牌

高橋みなみ


後輩「(!?けったさん、どうしてやまぐちりこをかばうんですかっ!)」

山田「(クク・・・持ちやがったか・・・それならば・・・)」

けった「!?」


けったの引き牌

やまぐちりこ


後輩「(またしてもやまぐちりこ・・・山田、汚ねぇぞ!)」

山田「(どうするけった・・・これ以上抱え込んだら手にならんぞ)」


けったの捨て牌

峯岸みなみ


山田「(あくまでもやまぐちりこを囲うか・・・それもよかろう)」

後輩「(そうか・・・けったさんは腹をくくったんだ・・・
AKBに住まう闇と共に生きることを・・・)」

けったの覚悟、成就なるか!?

AKB麻雀編いよいよクライマックス!


そのうち続く

けった ~天和通りのジェントルメン~ その2

ネタ
09 /01 2011
前回までのあらすじ

いきがかりで麻雀勝負となった前回。どうなるけった、頑張れけった!

後輩「(さぁ配牌ですよ・・・いいのが引ければいいんですけど)」

けったの配牌

前前大大柏柏秋秋峯高渡秋広
田田島島木木元元岸橋辺本井

後輩「(よし!神7が5枚入っている。こっから神7流し狙い行けますよ。)」

けったの引き牌

秋元才加

けったの捨て配

前田敦子

後輩「(!?けったさん、どうして、どうしてあっちゃんを切るんですか!?)」

山田「ポンッ!」

後輩「(ああっ!いきなり鳴かれてしまった)」

山田「フフ、ええんかそんな大胆で。一気にいってまうで?」

けった「・・・」

けったの引き牌

広井王子

後輩「(広井か・・・けったさん、広井なんて即落としでいいですよ!神7ですよ神7!)」

けったの捨て牌

大島優子

後輩「!?(トップ2両落としなんてありえない・・・しかも広井持ちとか・・・
   一体何を考えてるんだけったさんは)」

仏我「それ、チー!」

後輩「(ああっ、また鳴かれてしまった・・・良牌捨て過ぎなんですよけったさんは!)」


果たしてトップ2落とし、広井残しのけったの真相とは?


AKB麻雀編、怒濤の後半へ


そのうち続く

けった ~天和通りのジェントルメン~ その1

ネタ
08 /31 2011
夏の終わりのけった魂

今日はけったさんと雀荘に来ています。

後輩「それ、ロン!」
けった「うわっ、また安い手で上がりよったでコイツ」
後輩「いいんですよ麻雀は役がつけば。ほらほらけったさん僕1位上がりですよ!」
けった「しょうがないなぁコイツはホンマに・・・」

ガシャン!

後輩「?」

ヤクザっぽい人「納める金がないってどういうことやねんコラァ!」
店主「す、すいません今日は手持ちがなくて」
ヤクザっぽい人「とにかく払ってもらうまで待つからなぁコラァ!」

後輩「(うわ、雀荘ってやっぱりその筋の人っているんだな・・・
関わりたくないから早く帰りたくなってきた・・・
もう終わりだしけったさんに帰ろうって言わないと・・・)
ってけったさん!いつの間にあの人の前に!?」

けった「止めろ」
ヤクザっぽい人「ああぁん!?」
けった「止めろと言っている」

後輩「(け、けったさん!話の展開上仕方ないとはいえ何で口挟んでいるんですか!
  マズい、かなりマズい展開ですよ・・・)」

ヤクザっぽい人「いい根性しとるのぉワレ!オマエが払ってくれるゆうんか?あぁ!?」
?「フフ。もうよせ」
ヤクザっぽい人「し、しかし組長」
?「突っかけてきたっちゅう事は何か目的があるんやろ?」
けった「ああ、勝負だ!」
?「勝負か、なるほどな」
けった「オレが勝ったら上納金はなしにしてもらおう。
負けたらオレの貯金は好きにしていいなり」
?「フフよかろう。オレは関西系西流組の組長、山田だ。勝負はいいが、その前に一つ」
けった「早く勝負するなり!」
山田「おい、お前」

シーン

山田「お前だお前。けったの後輩」
後輩「ぼ、僕ですか!!?」
山田「けったの貯金残高がゼロなのはすでに調査済みや。
今回の勝負に勝った場合、後輩、お前の貯金を頂く。これでどうや?」
けった「バレたなりか・・・」
後輩「(そ、そんな・・・僕のつもり貯金で貯めに貯めたお金が・・・)」
山田「それがムリならこの勝負、なしや。そっちがノーリスクなのに賭ける意味がない」
後輩「けったさん・・・」
けった「・・・」
後輩「分かりました、僕はけったさんに全額賭けます」
けった「お前・・・」
山田「フフ、それでこそ。よし仏我、出番だ」
仏我「了解」
山田「どうする?お前も卓に入るか?その権利はある」
後輩「ぼ、僕は見学してます」
山田「じゃあウチの組員を入れてやる」

こうして、けった、山田、仏我、三下の熱戦は幕を切っておとされたのである。

そのうち続く

イ・ビ・ツなトライアングル(22)

イ・ビ・ツなトライアングル(小説)
08 /26 2011
サヤカちゃんが最後に言った言葉を反すうしながら私は一人帰路についた。

「転校するって事はお兄ちゃんには言わないで下さい。
 お兄ちゃん、誰にも言うなって・・・」

結局タカユキ君はアイツに転校のことは言わなかった。

アイツが転校する、そうなると私はタカユキ君と何の邪魔もなく二人で会えるのだが、
それでもなんとなく腑に落ちないものを感じていた。

さっきまでの晴天がウソのように曇ってゆき、
日が落ちて暗くなった中、私は家にたどり着いた。

そして、家に帰り着くとそのまま部屋のベッドに倒れ込んだ。

初デートの緊張から解放されたからだろうか、そのまま眠りに落ちそうになった中、
私はケータイの音でまどろみから目を覚まされた。

西山コウイチ、アイツからのメールだ。

「今夜、決着を付けよう。コンビニ向かいの空き地で待っている」

決着を付ける、か。


雨が本降りになっている中、私は空き地へ向かい飛び出した。


つづく

イ・ビ・ツなトライアングル(21)

イ・ビ・ツなトライアングル(小説)
08 /22 2011
始めはうつむき加減で暗かったサヤカちゃんの表情だったが、
一緒に回っていくうちに次第に明るくなっていった。

私も次第に3人で回ることが楽しくなって、
タカユキ君とのデートだと言うのを忘れそうなくらいサヤカちゃんと遊園地を楽しんだ。


帰宅への集合時間が差し迫った頃、私たちは最後の乗り物、観覧車に乗った。

「今日は楽しかったね、サヤカちゃん」

「はい!本当にありがとうございました」

そう言ってサヤカちゃんはほほえんでくれた。

しかし、その後表情がみるみるうちに暗くなり、今にも泣き出しそうな顔になった。

「どうした?何か嫌なことでもあったの?サヤカちゃん」

タカユキ君が尋ねると、サヤカちゃんはしばらく口ごもった後、こう言った。

「転校・・・」

「ん?」

「転校するんです、私たち。1ヶ月後には誰も知らない場所へ行かないといけない」

「私たちって事は、コウイチも?」

「そうです」

それを聞くとタカユキ君の顔が急にへの字顔になった。

「それでなのかな、お兄ちゃん最近様子が変で・・・
 だから今日は無理言って連れてきてもらったんです」

そう言うとサヤカちゃんはきっぱりとした顔で、

「もちろん、遊園地で遊びたかったって言うのもありますけど」

と言った。


つづく

イ・ビ・ツなトライアングル(20)

イ・ビ・ツなトライアングル(小説)
08 /15 2011
「ごめんなさい」

ティーカップへ向かった午後のデート開始の開口一番、サヤカちゃんはこう言った。

「おねえさん達のデートを邪魔しちゃってますよね」

「そんな事は気にしないでいいよ。オレ達もサヤカちゃんと遊びたかったんだ」

タカユキ君はそう言った。どこまでもお人好しというか、なんというか・・・

「それよりも、諸岡さんとお兄ちゃんと回った午前中は楽しかった?」

「カナエさんは楽しくいっぱい話しかけてくれたんですが、
 お兄ちゃんとカナエさんはほとんど口を利かなくて・・・」

やっぱりそうかと私は思った。どちらもお互いを警戒して話さなかったのだろう。

「私ついてきたの間違いだったかなって・・・せっかく無理を言ってついてきたのに」

いや、サヤカちゃんがいてカナエは嬉しかったと思う。きっとそうだ。

「まぁ初めて遊びに来たんだし、上手くいかない時もあるよ。
 それよりもサヤカちゃん、せっかく来たんだから楽しもうよ」

サヤカちゃんはこっくりと頷くと、私たちはティーカップに乗り込んだ。


つづく

伊多松タケシワークス

けったグランプリセカンド
08 /10 2011
・どのYESがNOなのか見極める作業

たくさん、ムーさんとチャットをしてる時にサッと書いたもの。
会話の流れでどのYESがNOなのかを見極めないといけないよねと
いった感じになって作成したモノだったはず。
ちなみに僕はYESNO枕は便利だと思っている派。

・ほらそこにはレインボウ

レインボーではなくレインボウなのがこだわりの一品。
詩としては仕事のめんどくささなどがメインになっているが、
結局最後にレインボウを見上げればええやんけと思って適当に作りました。

・何の取り柄もなかったが そんなあいつが好きだった

なにか長所がないとダメだよねという昨今のムーブメントに反逆して作ったもの。
よくよく考えてみると他人に自分がこう思って欲しいという
希望が反映されているのかもしれず、そう考えるとなかなか深層心理が描けている一遍である。

・五月雨セプテンバー

五月雨セプテンバーという変なつながりから作ったもの。
季節をぐちゃぐちゃにしようと思ったのは後追いで、
雨のしっとりした感じを出したかったものです。

・タルトタタン

響きの良さのみで作ったもの。
たくさんがマスコットを描いてくれて、それをけったが無断借用したのもいい思い出です。

・好きなあの子は屯田兵

冷静に考えてみると女子視点であるが、男子視点でずっと描いていたもの。
Wikipediaで屯田兵を調べながら書いたので、滅亡してしまって切ない感じになってしまいました。
が、音の響きで何となく明るいのが救い。

・日常

幻想的な感じに仕上がりました。「もう行かなくちゃ」が一体どこに向かっているのかは、
個々に任せたい所ですが、実は答えがないのは秘密だったりして。

・日常の続き

実生活に則して描いたもの。最近は急激に泣き上戸になっている自分に驚く。
ちなみに1人暮らしは先月末で4ヶ月で終了し、現在は実家に戻っている。

・新しい世界

会社のメンドくさい人間関係がイヤになって、作ったもの。
大人のルールはまじめんどくさいっす。

・ユガミズム

自分の中のユガみをどうにかしなきゃと思って作ったもの。
ユガミは己の中から生ずるとつくづく思いました。

・君が愛の意味を語れ

その時デートしてた女の子と悲しい恋が始まりそうだったので作ったもの。
しかし悲しい恋が始まるどころかフラれてしまって、一体何だったんだろうという
一品。

・星の名前は宇宙

語呂の良さから作ったもの。途中は普段から思っているものを結合して作成された。
実はかなりお気に入りのものなのである。

製作時間:1時間

(この作品はけったグランプリ賞品授与作品です)

本当に大切なことはすべてサブカルが教えてくれた

評論系雑感
08 /09 2011
タイトルは言い過ぎなんですが、簡単に人生を振り返ってみても
サブカルから学んだことは多かった気がします。

僕で言うと「風の谷のナウシカ」は自然と人間について教えてくれましたし、
「新世紀エヴァンゲリオン」は自意識、特にこれからどう生きていくかについて教えてくれました。
そしてジャンプは感想を通じて、仲間に出会うことができました。

僕より一回り下の世代で言えば、「ワンピース」が勇気、
友情の大切さについて教えてくれているのだろうし、
「コードギアス」で戦争について考え、ニコニコ動画が連帯感を持たせてくれているのだと思います。

もちろんサブカルチャーのサブとは「副次的な」という意味であり、
メインカルチャーには及ばないという意味であります。

しかしながら、メインカルチャーが一体何なのか全く分からない時代に生まれて、
もはやサブカルがメインカルチャーとなっている時代です。

サブカルでしか、同時代の仲間と繋がれないのが事実ではないでしょうか。

メインカルチャーが主食だとするならば、サブカルはお菓子だと思います。
しかし、お菓子しか食べられないのなら、お菓子を食べて生き残っていくしかありません。
仲間とサブカルでしか繋がれないのなら、サブカルを大いに楽しもうという発言もしたくなります。

それぐらいお寒い状況にあるのが、日本の文化だと思いますが、
メインカルチャーが衰亡していく中、おそらくサブカルチャーも沈没して行かざるを得ないでしょう。

そんな中でもまだサブカルは活気があります。
ニコ動などを眺めるとまるで戦後の闇市のような感じです。
(実際に闇市を見てる訳ではないですが)

それならばそれでいいのです。

とにかく、誰かと何かをやる。繋がるという感覚が最も大事なのです。
だから、メインカルチャーを知らないと言うことを、恥だと思い、自信喪失する必要はないのです。
みんな自信のないサブカルから始まり、
そこからメインカルチャーの事を考えてみる、それでいいのです。

僕を含む最近の若者の自信喪失は文化的背景の無さだと僕は思いますが、
まずは大人に騙されることなく、今の状況を楽しんで自信を持ちたい所です。
僕たちは大人に比べて負けない力を持っていますし、仲間もいるのですから。

だから、「本当に大切なことはすべてサブカルが教えてくれた」と言って、
居直るのが今はもっとも大切なのです。

けった、漫画家になる

目指せ!超一流漫画家
03 /15 2011
13月の迷宮の七瀬さんから挑戦状が届きました。

企画案。

例えば、一記事だけコメント欄を開放して、
1ケ月後の未来日にしておき最新エントリーとしてその日付まではトップに常設させる。

記事内容は、
「○月○日までにこの記事に付いたコメントの数×5ページ分、漫画を描きます」
というもの。8コメントついたら、40ページの漫画を描いて、WEB公開。

たまにそういうコトを考えたりするが、実行には移してない。
でも、けったさんはやるんだろうなあ。やるよ。けったさんは絶対やる。


七瀬さんの心意気、しかと受け取った。


ただルールを自分なりに変えさせていただきます。

3月15日までweb拍手を設置します。そこで50拍手以上の拍手が得られたら、
31ページのギャグ漫画を描いて出版社に持ち込みに行きます。


つまりプロの漫画家を目指します。目標はのぞみユニさんです。

さぁ、けったが漫画家になるのを見たい人は拍手をするんだ!
(ちなみにこの記事での50拍手ですからね。他の記事のはカウントしません)

ではみんなよろしくな!

追記

わずか3日間で50拍手を越えました。
みなさん本当にありがとうございます。

ですが考えて欲しい。3月15日まではまだ1ヶ月近くあるではないですか。
と言う訳で、100拍手を越えたらに変更します。

こ、これは思いつきで発言したら反響が凄くてビビッて怖くなって
やりたくなくなってあわよくば消えてしまいたくなった訳じゃないんだからねっ!

と言う訳でみんなよろしくな!
(ちなみにこの記事のみの100拍手だからね)

さらに追記

追加の二日間で100拍手を越えました。
みなさん本当にありがとうございます。

だがちょっと待ってほしい。まだ3月15日までは日があるではないですか。
という訳で、200拍手を越えたらに再変更します。

こ、これはもう絶対にやりたくないとか撤回したいとか赦してほしいとか
そういう見苦しいことじゃないんだから勘違いしないでくれ給え。

もうホントに200拍手行ったら観念します。

という訳でみんな空気読んでな!
(ちなみにこの記事のみの200拍手だからね)

最終報告

期限まで2週間を残して200拍手達成致しました。
拍手して下さったみなさま本当にありがとうございます。

と言う訳で、超一流漫画家を目指します。
ガチでプロデビューする気なので、画材選びや
ページ数も代原で載るページにするのか、4コマがいいのかなど
真面目に考えるので、31ページは変わる可能性大です。
ご了承ください。

期限と致しましては、出版社への持ち込みを今年の上半期中には必ず致します。
僕が漫画家を目指していく過程はブログに載せていく予定なので、
よろしくお願いします。

拍手はどこまで行くのか見たいので3月15日までは乗せておきます。

と言う訳で、


首を洗って待っていろ!わじまさとし!!

困った時のリアル中二日記(5)

リアル中二日記
03 /09 2011
今の好きなミュージシャン 1998 8/7付

1-SPEED
2-B'z
3-スピッツ
4-川本真琴
5-SURFACE

・スピードはいいよ。いやマジで。
 特にラブリーフレンドシップとI'll be all Light
はいいよ。CMは目薬のやつがいいね。

・B'zのボーカルのイナバくんはクールというか、
 ある意味怖いね。でも歌上手いね。

・川本真琴の桜はメチャいい歌ですね。
 曲もいいけど、詞もすごくいいですね。
 自分も卒業式があんな感じになったらいいなーと思います。


~だから なんなのさ!!~ -in 1998- より

けった、漫画家になる(2)

目指せ!超一流漫画家
03 /04 2011
とりあえずプロになるためには何ページで書けばいいのか
分からなかったので、集英社に電話しました。

担当者「はい、集英社でございます」

けった「すいません、漫画の持ち込みの件でお伺いしたい事があるんですが」

担当者「どちらの雑誌になるんでしょうか?」

けった「(雑誌ごとに違うのか・・・)週間少年ジャンプでよろしくお願いします。」

担当者「では電話番号をお教えするので、そちらへおかけください」

けった「分かりました」


で、週間少年ジャンプに電話

担当者「はい、週間少年ジャンプです」

けった「すいません、漫画の持ち込みの件でお伺いしたい事があるのですが」

担当者「なんでしょうか」

けった「ギャグマンガだと何ページで持って行けばいいんでしょうか?」

担当者「何ページでも構わないんですが、
    プロを目指される場合なら15ページと19ページ、
    あと31ページもアリだったかな・・・
    ちょっと調べます」

担当者「15ページか19ページか31ページですね」

けった「分かりました」

担当者「今なら気軽に応募できるのもしてるんですけどね」

けった「それはなんですか?」

担当者「5ページから9ページで描くギャグマンガを募集してます」

けった「それの期限はいつまでなんでしょうか?」

担当者「4月30日までです」

けった「分かりました。ありがとうございました。」

担当者「はい、失礼します」


と言う訳で、持ち込みでプロになりたいので、
15ページのギャグマンガを描く事にしました。

集英社と週間少年ジャンプの応対は非常に丁寧でした。
ありがたいことです。


次回は画材を調べます。

困った時のリアル中二日記(4)

リアル中二日記
03 /02 2011
今日昔の友達に会ったよ。

そしたら言われた「オマエはかわらないな。」って。

僕はよく分からなかったけど、友達は少し悲しそうだった。

人は変わっていくもの

良いふうにも、悪いふうにも。

そしてみんな必ず死んでいく。

僕はこれから何を思えばいいんだ。

みんなは「今」を否定して「昔」にすがりつく。

生きているのは今なのに・・・

「昔はよかった」より今をどうするかだよ。

でもそれがわからない。

僕は無力だ。何もできない。わからない。わかっていてもしない。

友達はそんな僕は「かわらない」といった。

僕はどううけとめればいいんだろう。


メモ帳より

第10回けったラジオ! 保管庫に入れました

けったラジオ!
02 /27 2011
お暇な人はどうぞ。

第10回けったラジオ!

第10回けったラジオ! 本番

けったラジオ!
02 /26 2011
ラジオ:http://std1.ladio.net:8000/ketta1.m3u
掲示板:http://jbbs.livedoor.jp/internet/5614/

(終了しました)

すいませんが、諸事情によりタイムスケジュールを変更します。

第10回けったラジオ!~やりゃいいんだろやりゃ~

出演者 けった単独

テーマ サイト休止中の活動報告など

21時50分 テスト放送開始

22時 本番

22時30分 クイズ!けったんこカンカン

22時45分 休憩

22時50分 再開

23時20分 けったオンステージ!

23時30分 終了

以上です。よろしくどうぞ。

2011/02/25(金)

ネタ
02 /25 2011
ネタが妬ましい!

けった「珍しいな、お前から誘ってくれるなんて」

後輩「まぁ、たまにはいいじゃないですか」

けった「で、何なの話って?」

後輩「けったさん、今からする話、誰にも言わないって約束してもらえますか?」

けった「オッケーオッケー誰にも言わないでござる」

後輩「実はですね、とんでもない儲ける方法を思いついてしまったんです」

けった「儲ける?」

後輩「はい、確実に大金持ちになれます」

けった「ふーん、とにかく詳しく教えてたもーれミアモーレ」

後輩「はい。まず、会員制のクラブを作ります」

けった「ふむ。それはダイスケ的にもオールオッケーなの?」

後輩「大丈夫です。そしてけったの書を会員に廉価で販売します」

けった「ふむ。ところでそれはダイスケ的にもオールオッケーなの?」

後輩「はい。で、会員にさらに会員を増やして
   けったの書を売ればお金を渡すようにします」

けった「ほう。気になる点としてはそれはダイスケ的にもオールオッケーなの?」

後輩「問題ありません。で、あとは会員が増えれば増えるほど
  僕たちは何もしなくても大儲けするという寸法です。
  どうです?スゴいと思いませんか!?」

けった「なるほど。で、それはダイスケ的にもオールオッケーなの?」

後輩「なんでさっきから浅倉大介の意向ばっか気にしてるんですか!
   T.M.Revolutionでもそこまで気にしてないですよ!!」

けった「うーんとさ、お前の言ってる事ってネズミ構って言ってさ、
    とっくに法律で禁止されてるよ」

後輩「え・・・」

けった「やったら逮捕だね」

後輩「・・・」

後輩「分かりました。僕帰ります。
   僕が頼んだお好み焼き定食はけったさんが食べて払っておいて下さい。じゃ。」

けった「・・炭水化物!」

結論:けったの書、1冊ぐらい売れても良かったのに

けった税務相談所 設置します

その他
02 /24 2011
けった掲示板が機能していないので、税務相談を始めます。

けった税務相談所

税務を中心にお金の相談に応じます。
自分の勉強のためにするので、間違うこともある事をご了承ください。

では相談お待ちしております。

第10回けったラジオ! 告知

けったラジオ!
02 /23 2011
第10回けったラジオ!~やりゃいいんだろやりゃ~

2月26日(土)21時~23時

出演者 けった単独

テーマ サイト休止中の活動など報告、あとテキトー

タイムスケジュール

20時50分 テスト放送開始

21時 本番

21時30分 クイズ!けったんこカンカン

21時55分 休憩

22時再開

22時50分 けったオンステージ!

23時 終了

以上です。よろよろしくしくです。

日本のもう一つの歴史

けったグランプリセカンド
02 /20 2011
昭和58年9月18日 

愛媛県市立八幡浜総合病院で生まれる
ちなみに母親が里帰りをして出産したもので、1ヶ月ほどで山口県岩国市へ戻る。

昭和62年

父親の転勤で青森県八戸市へ移る。
幼稚園では神童と呼ばれていた(らしい)。

平成元年

父親の転勤で千葉県東葛飾郡沼南町へ移る。
官舎に住んでいたが、住民が陰湿だったイメージしか残っていない。
この頃自転車を補助輪なしで乗れるようになる。

平成2年

父親の転勤で広島県江田島へ移る。
1コ上の子に軽くいじめられて困った。

平成2年下半期

父親の転職で愛媛県松山市へ転校する。
3年連続校内マラソン大会で優勝する。
学級委員長も毎回務めていて、将来は生徒会長になると思われていた。

平成7年

父親の仕事の都合で福岡県福岡市南区三宅へ転校する。
愛媛と福岡のギャップに大いに悩む。
リーダーシップを発揮できなくなるようになる。

平成8年夏

両親がマイホームを購入したので、福岡県糟屋郡へ転校。
これ以後は移動しなくなる。

平成8年

地元の中学校へ進学。野球部に入部するが、顧問の先生と折り合いが合わず辞める。
(あと肘が痛かったのを言い出せなかったので)
その後陸上部へ入部。3年の時400メートルリレーで県大会入賞する。
(ただメンバーの中で一番遅かったので他校の生徒からお荷物扱いを受ける)

中二の時に新世紀エヴァンゲリオンを見て、
「自分とは何か」という壁にぶち当たって暗い性格になる。
またこの頃小林よしのりのゴーマニズム宣言を読んで影響を受ける。
(西部邁を知ったのもゴーマニズム宣言で)

平成11年

家から近い地元の高校へ進学。部活は陸上部。コースは文系へ。
中学の頃から続く女子に話しかけられないというコンプレックスにひたすら悩む。
高校3年間女子とほとんど喋らずに過ごす。
休み時間は唯一いた男友達と話すか本を読んで過ごした。
進路では小説を書く勉強がしたいので文学部に進学したいと
文学部出身の先生に言ったら「文学部はそんな所じゃない」と諭され、
消去法により自分の学力で行ける経済学部にする。

平成14年

家から近い地元の大学へ進学。
最初は真面目に授業に出ていたが、
6月ぐらいに1日休んでしまって深い罪悪感を覚える。
始めはサークルには入らず、親の金で自動車学校に通うなどして過ごす。

秋になり高校の陸上部の同級生の話を聞いて自転車サークルへ途中入部する。
サークルに入ったことによって女子とも少しずつ話ができるようになる。
以下サークル活動にハマり、勉強がおろそかになる。

尊敬する西部邁が授業なんて出なくても
その先生の本読んだら単位なんて取れると言っていたので、
真に受けて授業にほとんど出なくなる。(確かに単位はそれなりに取れた)

時は流れ就職活動の時期になったが、
他人から面接を受けるのが死ぬほどイヤだったので、
(ダメだった場合自分の存在が全否定される気がしてた)
就職活動をしないで過ごす。

平成18年

一応大学を4年で卒業したものの、行く当てがないのでゼミに研究生として1年残る。
研究らしい研究はほとんどしなかった。
そろそろ就職しないと流石にヤバいと思い、
ちょっとだけ就活して1社から内定をもらう。

平成19年

就職した会社と折り合いが合わず3週間で辞める。
以下、1年半ほど何をすることもなくダラダラと過ごす。
ジャンプ感想系サイトをこのあたりで見るようになる。
ブログを始めたのもこのあたりだったはず。

平成20年秋

中学から抱えていた「自分とは何か」と言う問いに、
「自分とは思い込みである」というひとまずの結論が出る。
そして簿記の専門学校に1年間通う。

平成21年秋

専門学校卒業。
今まできちんと就活しなかった事を反省して、自分なりに就活をする。
そこで現在の会社から内定をもらって就職。

そして現在に至る。

製作時間:1時間

(この記事はけったグランプリセカンド賞品授与作品です)

第9回けったラジオ! 本番

けったラジオ!
02 /19 2011
第9回けったラジオ!~ワイのギターは泣けるでぇ~ ~

ラジオ:http://std1.ladio.net:8070/cagami.m3u
掲示板:http://jbbs.livedoor.jp/internet/5614/

(放送は大成功のうちに終了しました)

スケジュール

20時50分 テスト放送開始

21時 本番

21時10分 けったラジオ!ゲスト登場

トークテーマ サブカルチャー全般について

21時55分 休憩

22時 再開

22時45分 ゲストとお別れ

22時50分 けったオンステージ!

23時 終了

以上となっております。

第9回けったラジオ! 告知

けったラジオ!
02 /16 2011
第9回けったラジオ!~ワイのギターは泣けるでぇ~~

出演者 けった スペシャルゲスト

タイムスケジュール

2月19日(土)

20時50分テスト放送開始

21時本番開始

21時10分 ゲスト登場

テーマ サブカル全般について

21時55分 休憩

22時 再開

22時45分 ゲストとお別れ

22時50分 けったオンステージ!

23時 終了

以上です。よろしくお願いいたします。

第10回けったラジオ!放送決定のお知らせ

けったラジオ!
02 /13 2011
前回のけったラジオが散々だったと言うことで、
13月の迷宮の七瀬さんから提案がありました。

ところで今回のは三週連続にカウントしたくないんだけど、どう? 
0.5回分でしょ。コンボは途切れていないが一回分には満たない扱いにしたい。
なので、再来週もやって3.5週連続達成にしようよ。どう?


七瀬さんの心意気、しかと受け取った。

と言う訳で、2月26日に第10回けったラジオ!を執り行います。

第10回けったラジオ!~サブタイトル未定~

2月26日(土)21時~23時

内容未定


です。と言う訳でよろしくお願いいたしまっする。

第8回けったラジオ! 保管庫に入れました

けったラジオ!
02 /13 2011
グダグダですが、まぁどうぞ。

けったラジオ保管庫

第8回けったラジオ! 本番

けったラジオ!
02 /12 2011
第8回けったラジオ!~けった meets LOVE AFFAIR ~

ラジオ:http://std1.ladio.net:8000/ketta1.m3u
掲示板:http://jbbs.livedoor.jp/internet/5614/

(早めに終了しました)

スケジュール

20時50分 テスト放送開始

21時 本番

21時10分 けったラジオ!初の女性ゲスト登場

トークテーマ 民主党政権と今後の政局について

21時55分 休憩

22時 再開

22時45分 ゲストとお別れ

22時50分 けったオンステージ!

23時 終了

以上となっております。

第8回けったラジオ! 告知

けったラジオ!
02 /10 2011
第8回けったラジオ!~けった meets LOVE AFFAIR ~

2月12日(土)

20時50分 テスト放送開始

21時 本番

21時10分 けったラジオ!初の女性ゲスト登場

トークテーマ 民主党政権と今後の政局について

21時55分 休憩

22時 再開

22時45分 ゲストとお別れ

22時50分 けったオンステージ!

23時 終了

となっております。

皆様よろしくお願いいたします。


笑いとはおからである

評論系雑感
02 /10 2011
今日は笑いの伝道師と呼ばれているけったさんがお笑いについてレクチャーします。
まず自分の笑いの認識から説明すると、笑いとは差異の発生とその解消にあります。
いきなり硬い言葉で説明してしまいましたが、
つまり日常もしくは普通だと思われている出来事からのズレが笑いです。

ただこのズレと言うのが問題で、ズレ過ぎると笑いではなく異常な人だと思われます。
つまりズレにも限度があるのであり、
そのズレの限度ギリギリを狙うのが一番面白い状態なのです。

ですが、このズレの限界点というのが人それぞれな部分があって、
その人の許容度によって笑いを感じるか恐怖を感じさせてしまうかが決まってきます。
ですので、誰かを笑わせようとするならば、
まずその人の限界を見極めなければいけません。

ズレの許容度が狭い人にはゆるい笑いを、
ズレの許容度が広い人にはシュールやマニアックな笑いを提供するのがベターです。

各個人という意味で言えば、
ボケによりズレが発生していても気がつかない場面が多々あります。
そのために存在するのがツッコミです。
ツッコミはボケが一般からズレている事を「説明」します。
それによって聞いている人が話がズレていたんだと認識できるのです。

つまりツッコミはズレの解消の役割を持っています。
笑いのスキルが高い人はボケの時点でズレを認識できますので、
ツッコミがやや蛇足気味に感じてしまう事も往々にしてあります。

僕が好む手法としては、ツッコミも微妙にズラすという手法があります。
これは真面目にツッコまずにツッコミにもボケの役割を担ってもらうと言うことです。
ダブルボケに近いんですが、
そう言う意味ではマニアックな方向性を志向していると自分でも思っています。

本論からズレてきましたが(でもこれは笑いにならない)、
言いたい事は「笑いとはおからである」と言うことです。

おからとは豆腐を作る過程でできる残りかすです。
これがなんで笑いなのかというと、笑いは横道に逸れる行為なんですね。

そもそも真っ当な事がなんなのかを理解していないと
そこからズレているという事は理解できません。
真面目に何かを考えている時にふと脇道に逸れてしまうのが笑いなんです。

そこが豆腐作りと似ていて、
そもそも豆腐を作っている人はおいしいおからを作ろうなんて思っていません。
あくまでも豆腐のおいしさを追求した結果、
残余物のおからもおいしくなるという寸法です。

そう考えていくと、笑いを極めるって言うのは少しおかしな話で
おからを極めるって言っているのと同じです。
はっきり言うと真剣に笑いを考えるって言うのは本末転倒なんです。
笑いは日常を真剣に考えた時に生まれる残余物なんです。

僕から見たらM-1なんていうのはもう変な大会で、全日本おから選手権みたいなもんです。

こういった形でおからを競い出すとですね、
おからの味をトッピングで変えようというムーブメントになっちゃうんですね。
にんじん入れてみようとかハンバーグにしてみようとかならまだ許容範囲なんですが、
マヨネーズ入れようとかタバスコかけてみようとか言い出したらもう完全に狂った話になります。

要はおからをおいしくするためには豆腐をおいしくするしかないんです。
懸命に豆腐を作る、それだけが唯一の道です。

そしてあなたにとっての豆腐は一体なんですか?
と僕自身にも投げかけて終わりにします。

笑い取れなかったなこのテキスト・・・

けった

2017年はほどほどに

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