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イ・ビ・ツなトライアングル(19)

イ・ビ・ツなトライアングル(小説)
01 /30 2011
タカユキ君とジェットコースター。
タカユキ君と観覧車。
タカユキ君とメリーゴーランド。

楽しい。アハハ。

そうか、デートってこんなに楽しいものだったのか。
誰にも気兼ねする事なく二人で遊べる。
こんな単純なことがたまらなく楽しい。

私は終始ご機嫌だった。

午前中はこんな感じで過ぎていった。しかもまだ午後もある。
ああ、なんという幸せ。

昼近くになったので、集合場所のマックに二人で向かった。

その途中だった。タカユキ君が少し考え込んだように話をしだした。

「山下さん、午後からはオレがサヤカちゃんの面倒を見ようと思うんだけど、いい?」

??? どうして?

「コウイチを諸岡さんと二人で話させてあげたいんだ。
こんな機会何度もある訳じゃないし」

「でも・・・」

「そうじゃないと4人で遊園地に来た意味がなくなっちゃう」

「・・・」

「わがままなのは分かってる。ホントはオレも午後も山下さんと二人で遊びたい。
 でも、コウイチにもオレが午前に感じた気持ちを感じて欲しいんだ」

「・・・」

「本当にごめんね・・・」

私は頭が混乱して何も話せなくなった。


つづく
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けった

2017年はほどほどに

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