ジブリアニメ傑作ベスト3

けったグランプリセカンド
11 /28 2010
やや唐突ではあるが、僕のジブリアニメのベスト3を発表したいと思う。
もちろん完全な主観で書くので、読者のベスト3とは食い違うと思う。
だが、そこは寛容な目で「人それぞれなんだな」と思いながら読んで欲しい。

では、発表。


まずは3位。




・第3位

ラピュタ

「天空の城ラピュタ」(1986年)

炭坑で働く少年パズーはある夜、空から降りてくる少女を見つける。
その少女の名はシータ。シータの首にかかっていたのは
「飛行石」と呼ばれる浮遊する物体であった。
天空の城に聳えるラピュタを巡り、パズーとシータの冒険が今、始まる。


「天空の城ラピュタ」は1984年の「風の谷のナウシカ」の成功を元に製作されたアニメーション。
アニメファンには周知の事実だが「風の谷のナウシカ」はトップクラフトという会社が
製作しているので厳密に言うとジブリアニメではない。ジブリの始まりはラピュタである。
また、この頃はアニメ映画を制作すると会社は解散していたので、
ジブリも常に一つの形を成していた訳ではない。
ジブリがいわゆる会社として社員を固定制にしたのは「魔女の宅急便」の後、
89年11月である。
ジブリとはサハラ砂漠に吹く熱風を意味する。正確な発音はギブリの方が近い。
また、第2次大戦で使用された飛行機の名前でもある。
詳しくはここを読んで欲しい。

監督、宮崎駿。

今では言わずとしれたアニメ界の巨匠であるが、当時はアニメファンしか知らなかった。
79年の「ルパン三世 カリオストロの城」でアニメ映画の初監督をするが、
好評を博すものの(ヒロインのクラリスの名はアニメファンに広く知られる事となる)、
監督の名前が話題に上る事はなかった。
(ちなみにTVアニメ初監督は78年の「未来少年コナン」。
後のアニメ関係者に多大な影響を残すが、視聴率という点では大苦戦であった)
ラピュタは誰にでも楽しめる冒険活劇を作るという名目で作られた。
「カリオストロ」「ナウシカ」「ラピュタ」「トトロ」の四作をもって、
宮崎駿は「一通りは作り終えた」と述べている。

プロデューサー、高畑勲。

「パクさん」の愛称で知られる。
別に韓国籍とかそう言う訳ではなく、いつも会社でパクパクものを食べていたかららしい。
高畑勲は宮崎駿の5つ上である。東映動画で一緒になり、
社内の労働争議にもお互い参加している。
「太陽の王子 ホルスの大冒険」で監督を務める。
ホルスは予定されていたスケジュールを大幅に越える作品となった。
だが興行的には大失敗であった。
その後宮崎駿と共にアニメ製作会社を転々とする。宮崎の側には常に高畑がいた。

作品の内容的には申し述べる事はない。
というのも、宮崎駿作品は論評するのが非常に難しい。
最も素晴らしいのが創作内の登場人物や登場メカの「動き」だからだ。
内容の面白さはそれに付随しているに過ぎない。
(それを持って宮崎駿自身、漫画には才能なしと評している。
これは「動き」に最も宮崎駿のすばらしさが表れるという事を自覚しているという事である)
つまり、「とにかく黙って見ろ」と言う事だ。そうすれば分かる。そうとしか言えない。

引き続いて、2位






・第2位

紅の豚

「紅の豚」(1992年)

第1次大戦後のイタリアでは、飛行艇乗りの盗賊が幅をきかせていた。
その盗賊を捕まえる賞金稼ぎである主人公のポルコ・ロッソは
豚になる呪文を自らにかけた。
そのポルコの幼なじみであるジーナ。ピッコロ社の設計士であるフィオ。
アドリア海を舞台に繰り広げられる大ロマン作品。


紅の豚は元は日本航空の機内上映用に1時間程度で作られる予定であった。
それがそのまま映画になる事となった作品。そのため上映時間も93分と短い。
(ちなみにジブリで一番長いのは「もののけ姫」の133分)
宮崎駿曰く、「趣味で作りすぎた」作品であり、
その通り宮崎自身を投影したような中年男が飛行機に乗って活躍する作品である。
劇中歌の「さくらんぼの実る頃」は、パリコミューン後に歌われるようになった歌である。
宮崎自身、パリコミューンの自治に深く共感をしており、ここでも趣味に偏っている。
(ジーナ役に加藤登紀子が起用されているのも、思想的に近い人物が起用されていると思われる)
ジブリ作品で声優が重用された最後の作品。
「もののけ姫」以降俳優の起用がメインとなる。
なぜか宮崎駿も「声優は娼婦の声」とか言い出すのだが、
じゃあ「紅の豚」以前はなんだったんだと思わずにはいられない。
作品内容としては、だからもう駿が作ったのはとりあえず見ろと言う事です。
フルアニメーションをまともに動かせるのは日本で宮崎駿だけです。


では、感動の1位は・・・




















・第1位 なし


今回の出場者の演奏は素晴らしかったものの、1位を出すには至りませんでした。
テクニックに走るだけではなく、
心を震わせる演奏とは何かと言う事を念頭に置いて演奏して下さい。

では、このあたりで第38回ケッターピアノコンクールを終わらせていただきます。
さようなら。



当エントリーは第2回けったグランプリ賞品授与作品です。

作成時間:2時間

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