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イ・ビ・ツなトライアングル (13)

イ・ビ・ツなトライアングル(小説)
09 /07 2010
昨日の話をした後、カナエはしばらくキョトンとした。
そしてそれが終わると、プププというこらえ笑いから
ついには大口を開けて大爆笑が始まった。

「ハハハハッ!あ~、腹痛い。
そうかぁ、コウイチ様はそっちの世界の方だったのね・・・
ふ~ん、羨望の目で見てる女子達が知ったらどうなることやら・・・
まぁそっちはそっちでニーズがあるかもねぇ!?ハハハッ、あ~おかしい」

「ちょっと、茶化さないでよ。こっちは真剣に悩んでるんだからさぁ!」
それにそういう事じゃないかもしれないじゃない?」

「そういう事じゃないって?」

「自分が言った事と矛盾してるけど、単に友達として心配してるとか・・・」

「友情でって事?・・・そうだとしてもずいぶん“行き過ぎた”友情だと思うけどねぇ。
私がタカユキ君にユミと付き合うなって言うのと同じでしょ?
そんな事普通言わないでしょ。」

「そうだけど・・・」

「フフ、恋人しっかーく!の烙印を押されちゃったね、ユミ」

ニコニコしながらカナエが言う。チッ、楽しんでるな。

「で、どうするつもり?」

「どうするつもりって?」

「このままタカユキ君を大人しくあきらめる訳?」

タカユキ君をあきらめる。そんなの有り得ない。

「あきらめない。だから私は・・・」

「だから?」

「・・・戦う。アイツと」

そう言うとユミはニヤッと笑った。

「よく言ったユミ。私は最後まで貴方の味方だから」

頼もしい戦友が一人、誕生した。



つづく

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けった

2017年はほどほどに

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