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心が雨漏りする日には

書評
04 /23 2010
心が雨漏りする日には心が雨漏りする日には
(2002/10)
中島 らも

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奥さんの方よりこっちを先に読むべきだったよね、うん。

と言う訳でエッセイストであり、劇作家だった中島らもの病気にまつわるエッセイ。
アルコール依存症で躁状態と鬱状態を繰り返していた中島らも。
その中でも冷静に自分の症状を振り返りネタにするあたりにプロ根性を感じた。
おもしろおかしく躁状態の時の事を書いているものの、
奥さんのエッセイを読んだ今となってはガチでシャレにならない状態だったと知っているのでやや困惑。
それでも憎めないタッチで自分の病気を書いている。

実は中島らもはずっと気になってはいたんだけど、読むのはこれが初めて。
非常に読みやすいエッセイで驚いた。もっと癖があると思っていたので。
なんとなく関西系だから敬遠してたのだろうか。笑いは松っちゃんの笑いに近い。

非常に本人が生真面目で、酒を飲まないと文のマス目が埋められなくて
締め切りに間に合わないから酒を飲みながら仕事してたらしい。
それでアル中地獄に。吾妻ひでおもそうだったけど、
真面目な創作家が酒に溺れるとたいてい悲劇が待ち受けてる。
しかしこの人にとって見たら病気は芸の域に達していたのかなと思う。
飲まずには書けなかったみたいだし。

それで遠巻きにいるファンを幸せにして、奥さんや身近な人物を不幸にした中島らも。
病気をわざと治さずに生きるって言うのはそういう結果を引き起こすのかもしれないと思った。
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