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らも―中島らもとの三十五年

書評
04 /17 2010
らも―中島らもとの三十五年らも―中島らもとの三十五年
(2007/07/26)
中島 美代子

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作家中島らもの奥さんが中島らもとの結婚生活をまとめた本。

この夫婦は変わっていてお互い素直になれなすぎて哀しい。
お互い干渉しないという大テーゼが2人にあってお互いが何をしても止めない。

酒を浴びるように飲んでアル中と躁鬱病を患った中島らもに対しても
奥さんは酒を止めるようには言わない。
それをらもが作った劇団の座長=不倫相手のようなものに咎められたりする。
結婚したての頃はお互いシンナーを吸ってて、
そういった薬物仲間が中島家にたむろして中島家は魔の巣窟だったらしい。

肉体関係も無茶苦茶で、中島らもが連れてきた友達と奥さんに寝るように指示する。
で、実際にそれをしてしまう。その後でそれに怒り狂う中島らも。

完全に矛盾をきたしているのだが、結局お互いが素直に独占欲を発揮できなかったのが駄目
だったのではないだろうか。自分だけを見て欲しいと言えれば良かった。
自由第一の生活が2人の関係をねじらせてしまった。

しかしお互いがお互いを憎んでいたかと言うとそうでもなく、不思議な関係が継続していたと思う。
傍目には破綻していても二人にしか分からない絆というのが存在するのかもしれない。

夫婦とは何かを考えるには反面教師的に良い本だと思う。
独身の僕が言っても説得力はないが。
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けった

2017年はほどほどに

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