赤マルジャンプ2009 SPRING 感想

ジャンプ感想
05 /04 2009
横に点数が付いてますが、そもそもこのサイトが0点なのであまり気にしないで下さい。

赤ずきんエリーザ 叶恭弘 -点

作者の趣味も適度に入れつつ、エロは入れても下品にならないように考慮されてて、
加えて清潔感のある絵と好感の持てるキャラ作りで既に完成されてて特に何も言う事ないです。
いやー、だって叶先生ってあとは作品がアニメ化されたら成功と呼ばれる物は
ほとんど経験する漫画家なので、その評価の通りですよ。
僕が叶先生の作品にのめり込めないのはあまりにも完成されてて、
「既製」のイメージが強くて自分から主体的に何かを得たという感覚が得づらいという
あまりにも僕の個人的な理由なので、やっぱり何も言う事はないですね。
逆に言うと叶先生はバランス感覚が取れすぎてて漫画的冒険をイマイチ分かってもらえない
のが難点なのかもしれません。

黄泉武人之魂 榊ショウタ 50点

斬新な織田信長像ではあったと思いますけど、ちょっとこの話を読切でやるのは
ページが足りないかなと。
もうちょっと信長と秀吉の話を掘り下げないと感動は出来ないですね。
あとはもう少し「響く」セリフが欲しいです。

ココ!ボッチ 福田エイヂ 55点

セリフにセンスを感じました。
ただ宇宙人がココとボッチに分かれてるって言うのは、
キャラの重ねすぎで読んでて重いかなぁと。
あとはどっち側の視点から読んでいいのかが分からなかったので、
もうちょっと心の読めない宇宙人でも良かったんじゃないですか。

世界ニュルルン滞在記 わじまさとし 55点

うーん・・・僕が期待しすぎてたのか、狙ってる所で全部外してました。
二部展開にしたのも失敗だったし、オチも分かりにくかったし・・・
「ンョムッチョ」は面白かったです。
ツっこみがマジメすぎるかなと思うので、
もうちょっと適当にツっこんでいいんじゃないですかね。

保健室の死神 藍本松 50点

連載のプロトタイプをきちんと提出してくるのは流石連載経験者なんですけど、
この話で連載するなら先生とヒロインが主役なのに、
アシタバ君をどうしたいのかがイマイチ分からないんですよね。
この作り方だとアシタバ君はゲストじゃないといけないのに、
この読切では主役な訳で、その辺をもう少し考えて欲しかったです。
内容としてはいつものことながら薄味な主人公(死神)で、
確かに気分が悪くなることはないんですけど、好感を抱く事もないというか・・・

うーん、僕との相性が悪いんですかね。
前の読切よりは全然面白いと思うんですけど、
これで連載になってもキツいかなぁと思います。

CROWN! 稲吉慶・小林ツトム 80点

サンクトトリウス家の王子が日本に来てサッカーをする話。
今回の赤マルで一番キャラが良かったのがこの作品の主人公の王子。
複雑に展開させずとにかく王子中心でまとめたのが良かったと思います。
途中王冠を脱ぎますが、話の展開上仕方なかったとはいえ、
最後まで王冠を付けたままサッカーしたら尚いいと思います。
絵はどこから見てもリボーンなんですが、
僕が普段リボーンを見ないのでそこはあまり気にならなかったです。
ちょっとナヨッとした王子を描くのに天野先生の絵は適している。

-KAITO- 松尾亮 50点

悪役が駄目なのと、セリフに痺れないのが難点だったかなぁと。
好感の持てる主人公は良かったと思います。

世直し伝説!!世奈押郎 根田啓史 50点

前作よりは全然良かったです。
ただ僕が苦手なのかなぁ・・・絵のタッチとかノリとか・・・
まぁ要はわじまさとしのほうが好きなんだよね。

本誌番外編

こち亀 それなりに面白かった。
    ただ何やられても「わりと」とか「普段よりは」とか「56歳にしては」という枕詞が
浮かぶので、そんな褒められ方してる秋本先生が不憫ではある

バクマン&いぬまる

コラボ作品。遊び心があって面白かったです。
大石先生とコラボするって言うのは基本的にwin-winなんでいいチョイスだと思います。
(上手く拾ってもらえる-格上漫画と絡める)

黒子 作品の展開速度は作者もドン引きのペースなのが発覚

ぬらり 冷静に考えると面白かったが、
     前回みたいなノリを期待していたので初見では肩すかしだった

スケット 好きな人しか楽しめない仕様。あんまり篠原先生は赤マル特別編でどうすればいいか
     分かってないと思う・・・と思ったけど、ファンサービスという意味では正しいのか
(袋とじだし)

サイレン ちょっと雨宮さんがデレるのが早いかな

Tの継承者 ワイトアール 70点

2連続赤マル掲載なんで、凄い期待されてると思います。
ヒロインのキャラにリアリティをとても感じてよかったです。
なんだかんだ言っても最終的に主人公を好きでいてくれる事がはっきりしているので、
読んでて安心感があってよかったです。
悪役が途中まで自分の理で動いていた(私利私欲でも理解できればおk)のに、
最後になんでヒロインを殺そうとしたのかが分からないのがマイナスでした。
本誌掲載になったら絵柄で賛否に別れそうなんで、一回本誌に載って欲しいですね。
期待されてるみたいだし。

ケイドロ 大須賀玄 35点

一番新人っぽかった作品。
やりたい事が多すぎて結局何が一番やりたいのかが分からない。
作者がやりたい事をやるための責任が全部悪人に行っているので、
あとは事実の繋ぎ合わせで話を作るんじゃなくて、
一つのエピソードになるように気をつけたらいいかなと思います。

忍カノ!くれは ユウキアキラ 55点

エロを中心に置くならもうちょっと人体を描く練習をした方がいいのかなぁと思います。
なんか所々エロくなくて逆にシュール。
ギャグのノリは好きでした。

影拳カゲトラ!! 今川和尚 70点

敵キャラを不快に感じなかった唯一の作品なので高ポイント。
話はありがちではあるんですが、中二バトルがカッコ良かったと思います。
女の子の絵が個人的にかなりハマッたので、ヒロインの下着姿は良かったんだけど、
そのせいで悪役の好感が下がったので難しいポイント。
(下着だから主人公がよりキレたと言うのもあるし)
ただ今回はまたエロシーンかと思ったのも事実。

ジャン魂vs アメザリ

勝負なのに勝ち負けが書いてないので僕が付けてやるってばよ

1アメザリの勝ち(絵を想像した時に一旦行ってる方が面白かった)
2ジャン魂(アメザリが質問を理解してない)
3ジャン魂(アメザリ苦し紛れの言葉オチ)
4引き分け(どっちも微妙)
5引き分け(似たようなネタだけど偶然?)
6アメザリ(これはハマッた)
7ジャン魂(これはジャン魂が良かったので仕方ない)
8ジャン魂(7と同)
9ジャン魂(アメザリがジャンプネタに逃げたので)

以上、5勝2敗2分でジャン魂の勝ち!
とりあえず勝負する気無いなら対決とか行って煽るなよジャン魂。

編集者気取りの総評

今回は完成度の高い作品が多かったと思います。
ただ、多分シンプルに書けって散々言われてると思うんですけど、
それでもまだいろいろ詰め込み過ぎな気がします。
50ページで壮大な世界観は説明するのはおそらく無理なので、
全部理解させようとしないで重要な所は説明して、
あとは雰囲気が伝わればいいぐらいで描いた方がいいと思います。

バトルをする時は味方側を映えさせるために
敵側になんの説得力もないキチガイを置くのは良くないと思います。
読み手は敵側の人間も登場人物として認識しますので、
ちゃんと「なぜ戦うのか」が分かるキャラにして下さい。

雑誌としてたまたまなのか狙ってるのか分からないんですけど、
途中で軽いエロシーンを入れた漫画が多すぎて食傷気味になりました。
別に無理して入れなくてもいい気がするよ。

まぁとりあえず頑張って!(我ながらヒドい応援でした)
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けった

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