けった ~天和通りのジェントルメン~ その1

ネタ
08 /31 2011
夏の終わりのけった魂

今日はけったさんと雀荘に来ています。

後輩「それ、ロン!」
けった「うわっ、また安い手で上がりよったでコイツ」
後輩「いいんですよ麻雀は役がつけば。ほらほらけったさん僕1位上がりですよ!」
けった「しょうがないなぁコイツはホンマに・・・」

ガシャン!

後輩「?」

ヤクザっぽい人「納める金がないってどういうことやねんコラァ!」
店主「す、すいません今日は手持ちがなくて」
ヤクザっぽい人「とにかく払ってもらうまで待つからなぁコラァ!」

後輩「(うわ、雀荘ってやっぱりその筋の人っているんだな・・・
関わりたくないから早く帰りたくなってきた・・・
もう終わりだしけったさんに帰ろうって言わないと・・・)
ってけったさん!いつの間にあの人の前に!?」

けった「止めろ」
ヤクザっぽい人「ああぁん!?」
けった「止めろと言っている」

後輩「(け、けったさん!話の展開上仕方ないとはいえ何で口挟んでいるんですか!
  マズい、かなりマズい展開ですよ・・・)」

ヤクザっぽい人「いい根性しとるのぉワレ!オマエが払ってくれるゆうんか?あぁ!?」
?「フフ。もうよせ」
ヤクザっぽい人「し、しかし組長」
?「突っかけてきたっちゅう事は何か目的があるんやろ?」
けった「ああ、勝負だ!」
?「勝負か、なるほどな」
けった「オレが勝ったら上納金はなしにしてもらおう。
負けたらオレの貯金は好きにしていいなり」
?「フフよかろう。オレは関西系西流組の組長、山田だ。勝負はいいが、その前に一つ」
けった「早く勝負するなり!」
山田「おい、お前」

シーン

山田「お前だお前。けったの後輩」
後輩「ぼ、僕ですか!!?」
山田「けったの貯金残高がゼロなのはすでに調査済みや。
今回の勝負に勝った場合、後輩、お前の貯金を頂く。これでどうや?」
けった「バレたなりか・・・」
後輩「(そ、そんな・・・僕のつもり貯金で貯めに貯めたお金が・・・)」
山田「それがムリならこの勝負、なしや。そっちがノーリスクなのに賭ける意味がない」
後輩「けったさん・・・」
けった「・・・」
後輩「分かりました、僕はけったさんに全額賭けます」
けった「お前・・・」
山田「フフ、それでこそ。よし仏我、出番だ」
仏我「了解」
山田「どうする?お前も卓に入るか?その権利はある」
後輩「ぼ、僕は見学してます」
山田「じゃあウチの組員を入れてやる」

こうして、けった、山田、仏我、三下の熱戦は幕を切っておとされたのである。

そのうち続く
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イ・ビ・ツなトライアングル(22)

イ・ビ・ツなトライアングル(小説)
08 /26 2011
サヤカちゃんが最後に言った言葉を反すうしながら私は一人帰路についた。

「転校するって事はお兄ちゃんには言わないで下さい。
 お兄ちゃん、誰にも言うなって・・・」

結局タカユキ君はアイツに転校のことは言わなかった。

アイツが転校する、そうなると私はタカユキ君と何の邪魔もなく二人で会えるのだが、
それでもなんとなく腑に落ちないものを感じていた。

さっきまでの晴天がウソのように曇ってゆき、
日が落ちて暗くなった中、私は家にたどり着いた。

そして、家に帰り着くとそのまま部屋のベッドに倒れ込んだ。

初デートの緊張から解放されたからだろうか、そのまま眠りに落ちそうになった中、
私はケータイの音でまどろみから目を覚まされた。

西山コウイチ、アイツからのメールだ。

「今夜、決着を付けよう。コンビニ向かいの空き地で待っている」

決着を付ける、か。


雨が本降りになっている中、私は空き地へ向かい飛び出した。


つづく

イ・ビ・ツなトライアングル(21)

イ・ビ・ツなトライアングル(小説)
08 /22 2011
始めはうつむき加減で暗かったサヤカちゃんの表情だったが、
一緒に回っていくうちに次第に明るくなっていった。

私も次第に3人で回ることが楽しくなって、
タカユキ君とのデートだと言うのを忘れそうなくらいサヤカちゃんと遊園地を楽しんだ。


帰宅への集合時間が差し迫った頃、私たちは最後の乗り物、観覧車に乗った。

「今日は楽しかったね、サヤカちゃん」

「はい!本当にありがとうございました」

そう言ってサヤカちゃんはほほえんでくれた。

しかし、その後表情がみるみるうちに暗くなり、今にも泣き出しそうな顔になった。

「どうした?何か嫌なことでもあったの?サヤカちゃん」

タカユキ君が尋ねると、サヤカちゃんはしばらく口ごもった後、こう言った。

「転校・・・」

「ん?」

「転校するんです、私たち。1ヶ月後には誰も知らない場所へ行かないといけない」

「私たちって事は、コウイチも?」

「そうです」

それを聞くとタカユキ君の顔が急にへの字顔になった。

「それでなのかな、お兄ちゃん最近様子が変で・・・
 だから今日は無理言って連れてきてもらったんです」

そう言うとサヤカちゃんはきっぱりとした顔で、

「もちろん、遊園地で遊びたかったって言うのもありますけど」

と言った。


つづく

イ・ビ・ツなトライアングル(20)

イ・ビ・ツなトライアングル(小説)
08 /15 2011
「ごめんなさい」

ティーカップへ向かった午後のデート開始の開口一番、サヤカちゃんはこう言った。

「おねえさん達のデートを邪魔しちゃってますよね」

「そんな事は気にしないでいいよ。オレ達もサヤカちゃんと遊びたかったんだ」

タカユキ君はそう言った。どこまでもお人好しというか、なんというか・・・

「それよりも、諸岡さんとお兄ちゃんと回った午前中は楽しかった?」

「カナエさんは楽しくいっぱい話しかけてくれたんですが、
 お兄ちゃんとカナエさんはほとんど口を利かなくて・・・」

やっぱりそうかと私は思った。どちらもお互いを警戒して話さなかったのだろう。

「私ついてきたの間違いだったかなって・・・せっかく無理を言ってついてきたのに」

いや、サヤカちゃんがいてカナエは嬉しかったと思う。きっとそうだ。

「まぁ初めて遊びに来たんだし、上手くいかない時もあるよ。
 それよりもサヤカちゃん、せっかく来たんだから楽しもうよ」

サヤカちゃんはこっくりと頷くと、私たちはティーカップに乗り込んだ。


つづく

伊多松タケシワークス

けったグランプリセカンド
08 /10 2011
・どのYESがNOなのか見極める作業

たくさん、ムーさんとチャットをしてる時にサッと書いたもの。
会話の流れでどのYESがNOなのかを見極めないといけないよねと
いった感じになって作成したモノだったはず。
ちなみに僕はYESNO枕は便利だと思っている派。

・ほらそこにはレインボウ

レインボーではなくレインボウなのがこだわりの一品。
詩としては仕事のめんどくささなどがメインになっているが、
結局最後にレインボウを見上げればええやんけと思って適当に作りました。

・何の取り柄もなかったが そんなあいつが好きだった

なにか長所がないとダメだよねという昨今のムーブメントに反逆して作ったもの。
よくよく考えてみると他人に自分がこう思って欲しいという
希望が反映されているのかもしれず、そう考えるとなかなか深層心理が描けている一遍である。

・五月雨セプテンバー

五月雨セプテンバーという変なつながりから作ったもの。
季節をぐちゃぐちゃにしようと思ったのは後追いで、
雨のしっとりした感じを出したかったものです。

・タルトタタン

響きの良さのみで作ったもの。
たくさんがマスコットを描いてくれて、それをけったが無断借用したのもいい思い出です。

・好きなあの子は屯田兵

冷静に考えてみると女子視点であるが、男子視点でずっと描いていたもの。
Wikipediaで屯田兵を調べながら書いたので、滅亡してしまって切ない感じになってしまいました。
が、音の響きで何となく明るいのが救い。

・日常

幻想的な感じに仕上がりました。「もう行かなくちゃ」が一体どこに向かっているのかは、
個々に任せたい所ですが、実は答えがないのは秘密だったりして。

・日常の続き

実生活に則して描いたもの。最近は急激に泣き上戸になっている自分に驚く。
ちなみに1人暮らしは先月末で4ヶ月で終了し、現在は実家に戻っている。

・新しい世界

会社のメンドくさい人間関係がイヤになって、作ったもの。
大人のルールはまじめんどくさいっす。

・ユガミズム

自分の中のユガみをどうにかしなきゃと思って作ったもの。
ユガミは己の中から生ずるとつくづく思いました。

・君が愛の意味を語れ

その時デートしてた女の子と悲しい恋が始まりそうだったので作ったもの。
しかし悲しい恋が始まるどころかフラれてしまって、一体何だったんだろうという
一品。

・星の名前は宇宙

語呂の良さから作ったもの。途中は普段から思っているものを結合して作成された。
実はかなりお気に入りのものなのである。

製作時間:1時間

(この作品はけったグランプリ賞品授与作品です)

本当に大切なことはすべてサブカルが教えてくれた

評論系雑感
08 /09 2011
タイトルは言い過ぎなんですが、簡単に人生を振り返ってみても
サブカルから学んだことは多かった気がします。

僕で言うと「風の谷のナウシカ」は自然と人間について教えてくれましたし、
「新世紀エヴァンゲリオン」は自意識、特にこれからどう生きていくかについて教えてくれました。
そしてジャンプは感想を通じて、仲間に出会うことができました。

僕より一回り下の世代で言えば、「ワンピース」が勇気、
友情の大切さについて教えてくれているのだろうし、
「コードギアス」で戦争について考え、ニコニコ動画が連帯感を持たせてくれているのだと思います。

もちろんサブカルチャーのサブとは「副次的な」という意味であり、
メインカルチャーには及ばないという意味であります。

しかしながら、メインカルチャーが一体何なのか全く分からない時代に生まれて、
もはやサブカルがメインカルチャーとなっている時代です。

サブカルでしか、同時代の仲間と繋がれないのが事実ではないでしょうか。

メインカルチャーが主食だとするならば、サブカルはお菓子だと思います。
しかし、お菓子しか食べられないのなら、お菓子を食べて生き残っていくしかありません。
仲間とサブカルでしか繋がれないのなら、サブカルを大いに楽しもうという発言もしたくなります。

それぐらいお寒い状況にあるのが、日本の文化だと思いますが、
メインカルチャーが衰亡していく中、おそらくサブカルチャーも沈没して行かざるを得ないでしょう。

そんな中でもまだサブカルは活気があります。
ニコ動などを眺めるとまるで戦後の闇市のような感じです。
(実際に闇市を見てる訳ではないですが)

それならばそれでいいのです。

とにかく、誰かと何かをやる。繋がるという感覚が最も大事なのです。
だから、メインカルチャーを知らないと言うことを、恥だと思い、自信喪失する必要はないのです。
みんな自信のないサブカルから始まり、
そこからメインカルチャーの事を考えてみる、それでいいのです。

僕を含む最近の若者の自信喪失は文化的背景の無さだと僕は思いますが、
まずは大人に騙されることなく、今の状況を楽しんで自信を持ちたい所です。
僕たちは大人に比べて負けない力を持っていますし、仲間もいるのですから。

だから、「本当に大切なことはすべてサブカルが教えてくれた」と言って、
居直るのが今はもっとも大切なのです。

けった

2017年はほどほどに

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